結婚指輪を選ぶ際、多くのカップルが悩むのが「ペアで揃えるか、それぞれ別々に選ぶか」という問題です。かつてはお揃いのデザインが主流でしたが、最近ではカップルごとのライフスタイルや価値観に合わせて、異なるデザインを選ぶケースも増えています。この記事では、実際の花嫁たちの声をもとに、それぞれのメリット・デメリットを紹介し、どのように選べば後悔しないのかを考えていきます。
ペアで揃える派の意見
結婚指輪をペアで揃えることは、長い間「夫婦の証」として大切にされてきました。お揃いのデザインにすることで、お互いの絆をより強く感じられるという意見が多く聞かれます。
~メリット~
・夫婦の一体感を感じられる … 同じデザインの指輪をつけることで、お互いのつながりを日々実感できる。
・写真映えする … 結婚式や記念写真を撮る際、統一感のある指輪は美しく見える。
・選ぶのが簡単 … 同じデザインを選ぶことで、意見が割れることが少なく、スムーズに決まる。
~デメリット~
・どちらかの好みに合わない場合がある … デザインの好みが異なる場合、どちらかが妥協しなければならない。
・指の形に合わない可能性 … 手の大きさや指の形によっては、同じデザインが似合わないこともある。
別々に選ぶ派の意見
最近では、夫婦それぞれが好きなデザインの指輪を選ぶケースも増えています。これは「自分らしさを大切にしたい」「それぞれが満足できる指輪を選びたい」という考えからくるものです。
~メリット~
・自分の好みやライフスタイルに合ったデザインを選べる … 仕事や普段のファッションに合わせて、好みの指輪を選べる。
・お互いの価値観を尊重できる … 夫婦でありながら個々の選択を大切にできる。
・異なるブランドを選べる … それぞれが気に入ったブランドの指輪を選べるため、選択肢が広がる。
~デメリット~
一体感が薄れる可能性 … 見た目の統一感がないため、夫婦としての「お揃い感」が少なくなる。
選ぶのに時間がかかる … お互いに納得のいく指輪を見つけるまで、試着や相談の時間が長くなることも。
どちらを選ぶべき?カップルごとの考え方
実際にどちらを選ぶべきかは、カップルの価値観やライフスタイルによって異なります。選ぶ際に考慮すべきポイントをいくつか紹介します。
・お互いの好みを尊重する 「結婚指輪は一生もの」という意識を持ち、お互いにとって納得できる選び方をすることが大切です。
・将来のことを考える 10年後、20年後も愛着を持てるデザインかどうかを考えて選ぶと、長く愛用できます。
・試着を重ねて決める 実際に指に着けてみることで、自分に似合うデザインが分かります。また、お互いの指輪が並んだ時のバランスも確認できます。
ハイブリッドな選び方も
最近では、「基本デザインは揃えるけれど、細かい部分を変える」という選び方も人気です。
例えば…
・素材を変える … 同じデザインで、夫はプラチナ、妻はピンクゴールドなど。
・ダイヤの有無を選べる … 同じデザインでも、妻はダイヤ入り、夫はシンプルなデザインにする。
・彫刻や刻印を揃える … 外見は違っても、内側に同じメッセージを刻む。
こうした選び方をすれば、お揃い感を保ちながら、それぞれの好みに合わせることが可能です。
まとめ
結婚指輪を「ペアで揃えるか、別々に選ぶか」は、それぞれにメリット・デメリットがあります。大切なのは、お互いが納得できる選び方をすること。ペアで揃えることで夫婦の一体感を大切にするのも良いですし、別々に選んでそれぞれの個性を尊重するのも素敵な選択です。
また、最近では「基本デザインを揃えて、素材や細部を変える」といった柔軟な選び方も増えてきています。ぜひ、お二人らしい指輪選びを楽しんでください!
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