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おしゃP

今回のテーマは『おしゃP』です。
『おしゃP』とは、おしゃれプロデューサーの略で、日本の「かわいい」を世界に発信し続けるギャルズクリエイター集団。
メンバーは、アパレルデザイナー、ディレクター、プレス、プロデューサーを職とする女子だそうです。

『おしゃP』の言葉は、女性ファッション雑誌JJの編集長篠原氏から生まれました。
また、JJは『名古屋嬢』という言葉もブームにしました。

篠原氏は、2010年7月からずっと表紙に『おしゃP』の文字を踊らせていたそうです。
ここまで『おしゃP』をフォーカスする理由を篠原氏は、こう語っています。
『女子のトレンド発信源は常に変わりつつあります。
かつては、女子高校生でした。アムラーやコギャルブーム。
次に、モデルのようにカッコイイ109カリスマショップ店員。
そして、次にギャルモデル。
記憶に新しい読者モデル。
そしてこれからはおしゃPだ!
カリスマ店員、彼女達はキャリアを積み自信のブランドをもつプロデューサーとなってきているということ。』

なるほど‥と、私も記憶を思い返してみました。

だんだんと『おしゃP』という言葉が広がり始め、JJ2011年4月号は読者からの熱いコールで雑誌の内容のほとんどを『おしゃP』にしたそうです。

では、『おしゃP』の中心とも言える代表的3名を紹介します。

EMODA
プロデューサー松本恵奈さん

109系のファッションブランド[リエンダ]のショップで活躍後、2009年に[EMODA ]を立ち上げ現在に至ります。

ブランドコンセプト
『MODE =トレンド発信』を軸に、スタイリング、素材、形で、常に新たな提案を組み込み、女性のおしゃれを楽しみたいという気持ちに答えられるハイセンス』

恵奈さんは、大切なのは世の中より早く変わり続けて 、こちらから仕掛けていくこと。
と、JJ の特集で述べていました。
何が流行るのかを必死に探したりせず、恵奈さんが可愛いと思う物をどんどん流行らせる攻めのスタイルは、いつまでも崩さないと彼女は言っていました。

MURUA
プロデューサー荻原桃子さん

18歳の頃、アパレル業界に入りショップ店員を経験。その後店長てなり企画、デザイン、海外への買い付けを経験。
雑貨viviの読者モデルとしても活躍。
2006年自身のブランド[MURUA ]を立ち上げ、全てをこなすプロデューサーに。

ブランドコンセプト
―エアリーで官能的な女性―
2つのバランスがもたらすフェミニンモード、ヌーディーにワイルドなモードブラック。
ナチュラルでありながら都会的

そして今回大注目の、
UNGRID
プロデューサー吉田怜香さん

彼女は、大学在学中から神戸のセレクトショップで働いており、vivi の読者モデル、サロンショー、ブロガーとしても人気がありました。

また、今年アパレル会社マークスタイラーのタイアップ企画、おしゃPオーディションのグランプリに輝いたのです。

グランプリは、ブランドプロデューサーになれる。
そのキップを掴む為に、全国からは250名もの応募。
1次審査では50名に絞られ、4次審査には3名に。
最終審査員は、篠原氏、松本恵奈さんが。
見事グランプリに輝いた吉田怜香さんは、UNGRID を始動したのです。

ブランドコンセプト
アメリカンカジュアル。カジュアルをベースに、ルールにとらわれずあらゆるテイストをミックスさせて、自分らしいテイストをつくる。

以前はネットのみの販売でしたが、今年4月にルミネEST新宿にNEWオープンしました。

これからもどんどん広がる『おしゃP』、ぜひ注目してみて下さい!

2011.5 サイトウ アヤカ


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