結婚指輪の平均予算、お買い物で最も重要なものは予算でしょうか。
新潟で最も「結婚」に対しての妄想が強いブライダルジュエリーショップBROOCH(ブローチ)の高橋です。
「結婚しよう」の次の話
結婚するとなったら様々もの入りで、何をどうしたらいいのか、何から手を付けたらいいのか、貯金はいくらまで貯めればいいのか、悩ましいことばかりです。大きく費用分配してみると、結婚式、新居、婚約指輪、結婚指輪、結納食事会費用、結婚あいさつ回りの手土産費用、新婚旅行などでしょうか。これらの費用をすべて現在あるお金から試算するのは現実的ではありません。結婚式や新居は、かかる費用の額が違いますし、結婚式は親せきやゲストからのご祝儀もあるので、一概に予算計算で進めるものではありません。新居に関しては大抵のケースで、住宅ローンなどを組んで、ふたりでこの先どのように資産シュミレーションを立てるかによるので、入籍時点の貯金高や、予算だけでは考えきれません。
まず目下費用が発生するものが、婚約指輪、結婚指輪、両家食事会というところでしょうか。両家食事会は、両親からの支援もあるでしょうし、ふたりは、日時会場選定、両家両親への連絡が主な役割かもしれません。そうなると、やはり婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)の予算はとても重要になってくるのかもしれません。
「予算」という罠
そもそも、「予算」って何でしょう。「一定期間の収入と支出の予定や計画という意味」があるそうです。難しい。政治ニュースではよく耳にします。来年度にかかる何かの費用を、今年度や過去に出た費用から試算して当て込むものですよね。これって、婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)選びに有効なのでしょうか。
確かに、婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)かかる費用を、過去の結婚(先輩カップル)の声から試算して当て込む、想像することは有効かもしれませんね。過去に、婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)を買ったことがある人のデータをもとに、自分たちも購入を見込む商品の価格を絞り込む。しかし、なんだか味気ない。婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)とは、ドキドキのプロポーズ仕掛ける方や、結婚式を向かえるカップルがたくさんの夢と、ちょっとした現実とを織り混ぜながら、楽しく選ぶものであってほしいです。
なぜそのようなことを言うかというと、かくいう私が、その「予算」の罠にハマった一人だからです。罠というと大げさかもしれませんが、ハマった当時は「罠」だと思いました。
デザイン、美しさ、品質よりも「予算」
子どもあるあるで、5歳くらいになると、視野も広がり言葉も覚えてきて、友人関係なんかも何となく形成されてきます。そこで流行るのが「なんでなんで」です。「なんで朝は起きるの?」「なんで赤ちゃんは寝てるの?」「なんで空があるの?」など。なんでも「なんで?」の時期です。子どもなので、かわいらしいもので、ひとつひとつ答えながら、大人のこちらが学ぶことも多いものです。
結婚を迎えるカップルで、おそらく女性の方が発症しやすいのではないかと思っているのですが、「これはいくら?」「これはみんなどのくらいのものを買っているの?」「予算は?」の「予算が気になるスパイラル」です。(そんな言葉はありません。ww)私も、このスパイラルに陥ったのです。何を決めるのも、予算が気になって決められないのです。この先いくらかかるのかわからないのに、これで決めちゃっていいのかわからなくなるのです。(書いているだけでややこしいですね。)そこで主人に言われた一言で、この「予算が気になるスパイラル」を脱出することになります。それが「お金はいいから、お前は何がいいの?」です。
「予算」よりも気に入るものを話し合おう
そういうことです。せっかく一生に一回の、大切な時間。最愛の人とふたりの未来を決めているのです。結婚はプライスレスです。(ウソです)
まずは、お互いに何がいいのか、話し合いましょう。お金は後から付いてきます。もしくは、お金は話し合っても増えないので、その婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)がふたりにとって、幸せを与えたくれたり、長く愛せるものであればそれがいいのです。気に入ったものが決まったら、値札を見てみましょう。行き過ぎていたら・・・困りましたね。それもまた楽しい思い出ということで。そんな無謀な相談をしあえる相手が、結婚相手なので。