BROOCHのダイヤモンドのこだわりをご紹介!「ハート&キューピッド編」
こんにちは!新潟のセレクトジュエリーショップBROOCHの佐久間です!
久々の登場です( ̄▽ ̄)今回もBROOCHのダイヤモンドのこだわり紹介シリーズ!ついに第5弾!!BROOCHのダイヤモンドのこだわりを少しでも多くの方に広めるべく、佐久間は今日も頑張ります!!!ちょっとずつ、ダイヤモンドの魅力が伝わっているでしょうか??今回は不思議な「ハート&キューピッド」についてのご紹介です♪
ダイヤモンドの「ハート&キューピッド」をどこかで聞いたことがあるでしょうか??ダイヤモンドを特殊なスコープで覗くと、ダイヤモンドにシルエットが浮かび上がります。これが「ハート&キューピッド」です。エンゲージメント用のダイヤモンドでとても人気の高いラウンドブリリアントカット、その中でダイヤモンドの対称性が一定以上のレベルで仕上げられている高品質ダイヤモンドには上写真の様な特殊な模様「ハートアンドキューピッド(H&C)」が出現します。「ハート&キューピッド」は1993年に登場したダイヤモンドの対称性を見るために有効な検査方法です。ダイヤモンドを専用のスコープで観察するとフェイスアップ(正面)からは8本の矢模様がフェイスダウン(裏面)からは8個のハートが出現するとっても幻想的な光のパターンの事です。画像で見ると、なんてことないように見えますが、実際にスコープを使って実物を見ると感動します!!お客様にも毎回ご覧いただくのですが、びっくり&感動していただけるのが嬉しいです♪
開発者はアントワープブリリアントの専属研磨氏「フィリッペンス・ベルト氏」達のチームです。「ハート&キューピッド」は1990年に誕生したエクセレントカットのダイヤモンドを数多く検査していく中で、なんと偶然発見された模様なんです!!ダイヤモンドに優れた研磨技術を施して初めて出現する模様なのです。「ハート&キューピッド」はそれまで研磨の世界で誰も気に留めていなかったガードルを挟んだクラウンとパビリオンファセットの連続性を重視した研磨法から発見されました。そして正確無比な各ファセットエッジの対象と合同、まさに研磨職人の技術の結晶なのです。
1990年に「エクセレントカット」1993年に「ハートアンドキューピッド」を立て続けに達成したダイヤモンド研磨界の天才「フィリッペンス・ベルト氏」その後ベルト氏は世界を技術指導して周り、エクセレントカットはダイヤモンド業界のスタンダードへと成長して行きました。
1919年にダイヤモンドデザインの中で発表されたトルコフスキー案の図面にはパビリオンファセットやクラウンファセットの一致などの条件はなかったため、(そもそもスターファセットやベゼルファセットの役割については、あまり触れられておらず、不完全な理論だったが光の反射という光学的な発表はダイヤモンドの輝きを考えるうえで当時としては非常に重要だったそう。)それまで誰もダイヤモンドの対称性やクラウン部分とパビリオン部分のガードルを挟んだファセット稜線の一致や連続性などに気を留めていなかったのです。ベルト氏はそんなところにも着目し、美しいダイヤモンドを仕上げていったのですね!
現在も現役でダイヤモンド研磨に携わるベルト氏、開発者本人の研磨したハート&キューピッドは至高の仕上がりで見る者を魅了し続けています。記念のダイヤモンドなるにふさわしい品質を持つブローチのダイヤモンド、おふたりの記念にピッタリの逸品と言えます。
補足豆知識( `ー´)ノ
フィリッペンス・ベルト氏の開発したハートと矢模様のモザイクパターンは当初別の名前で呼ばれていましたが、現在は商標の問題でハートアンドキューピッドと呼びます。ハートアンドキューピッドは中央宝石研究所の登録商標です。
※優れた研磨技術の結晶であり、愛の逸話をいくつも持つハートアンドキューピッドパターンですが、ダイヤモンドのカットグレードの内シンメトリー(対称性)が特に優れていれば、G.I.A.カットグレードがエクセレント以下のベリーグットでも、クラウンとパビリオンのファセットの先端が一致している事や、複数存在する同種のファセットの形が合同一致している状況であれば実はハートアンドキューピッドパターンは出現することが分かっています。
ハートアンドキューピッドのダイヤモンドを中央宝石研究所で鑑定した場合は専用のレポートが添付されます。IIDGR鑑定書には添付されませんが、ご希望により特別料金で取得いたします!
BROOCH店頭では、専用スコープで、ダイヤモンドルースをご覧いただきハート&キューピッドをご確認いただきます。スコープ以外にも、ハート&キューピッド観察のためのアイテムが、可愛いルーペの「ハッピーエッグ」というものがあります!BROOCHにもご用意していますよ♪エンゲージリングをハッピーエッグの中にセットしてダイヤモンドをご覧いただくルーペです。一般にも売っているので、お部屋のインテリアも兼ねてご用意する方も多い隠れ人気アイテムです( *´艸`)笑
優れた研磨技術の結晶であり、愛の逸話をいくつも持つハートアンドキューピッドパターン。そのなかの一つをご紹介します♪
「恋のキューピッドがハートを射止める」とよく言いますよね??まさに恋のキューピッドが放つ矢と、女性のハートを表す不思議なシルエットです。ダイヤモンドルース(何にも留められていないダイヤモンド)の状態だと、アローパターンとハートパターン、どちらも確認する事が出来ますが、エンゲージリング(婚約指輪)にダイヤモンドを留めると、ハートパターンはもうどこからも見る事が出来ません。残念に思うかもしれませんが、これで女性のハートはもう誰にも奪わせない!という意味にもなります。実際には見えないものかもしれませんが、こんな風に意味が込められたものって素敵ですよね♡
実際にダイヤモンドルースでハート&キューピッドをご覧いただくことができます。ハートアンドキューピッドのダイヤモンドを中央宝石研究所で鑑定した場合は専用のレポートが添付されます。一生の思い出の品物に恋のキューピッドが射止めたハートが隠されているなんてとってもロマンチックですね!
「ダイヤモンドの美しさは、原石の品質とカッター(研磨師)の腕前で決まる」と言われています。「ダイヤモンドのこだわり 原産地編」と「ダイヤモンドのこだわり カッター編」でご紹介させていただいたように、美しさについては自信を持ってご案内しております。もうひとつ、ダイヤモンドを選ぶにあたって重要なのが「4C」です。美しさは原石とカッターによって決まり、希少性と価値が、国際的な評価基準である「4C」によって決まります。BROOCHでは実際にそれぞれの大きさで、それぞれのグレードで実際のダイヤモンドをご覧いただきながらお選びいただけます。一生に一度、あなただけの世界にひとつのダイヤモンドが見つけられるはずです。
私どもBROOCHスタッフ一同は、おふたりにとって、ブライダルリング選びも素敵な思い出になるように、今後も精一杯・一生懸命ご提案をしていきます。是非ご来店ください!そしてセレクトジュエリーショップBROOCHで展開するのブライダルジュエリーの世界観やリングのすばらしさを、そしてBROOCH取り扱いの世界最高品質のダイヤモンドをその目で確認しに来てください!!!