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ふたりで紡ぐ物語、日本の伝統技術、杢目金屋(もくめがねや)の木目つむぎ

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こんにちは!BROOCHの小林です。

最近、気になるテレビのドラマをDVD録画していて、子供たちが寝静まった後に見るのが楽しみの一つです。いくつか見ているのですが、テレビ朝日系の「緊急取調室」ですねー。

主演の天海祐希さん、おいくつになっても綺麗です!中世的な魅力で男性にも女性にも支持されている数少ない女優さんの一人ですよね。

あんなに素敵に年齢を重ねていくことは、おそらく世の女性の願いだと思います。・・・見習わなくては!です。

 

さて、本日ご紹介させていただく指輪は、400年の伝統技法で作る指輪、杢目金屋(もくめがねや)のブランドです!

その指輪が生まれるまでに400年の歴史がありました

幻の技と呼ばれた「木目金」江戸時代の匠の技を現代でも輝く存在にしたい。これが杢目金屋の願いでした。唯一無二の模様を生み出す木目金。結婚と言う唯一無二の幸せのカタチ。世界に一つの結婚指輪の誕生です。つながる木目模様、分かちあった瞬間の想いがふたりの絆を深めます。現代へとつながる伝統の技、未来へとつながるふたりの指輪、木目金を通してつながるカタチが歴史をつむぎます。

杢目金とは、江戸時代初期に誕生した、金属の色の違いを巧みにあやつり、木目の模様を生み出す高度な技術です。秋田の鐔工(刀のつばをつくる職人)の正阿弥伝兵衛(しょうあみでんぺい)が考案したとされ、かつては武士の刀を飾った技術です。

新潟で人気の結婚指輪セットリング杢目金

廃刀令により、この木目金の技術も廃れてしまいました。

しかしこの美しい模様に魅了された人たちの手によって、復活し現代まで伝承され、そして今、ブライダルリングとして「杢目金屋(もくめがねや)」が誕生しました。

新潟のセットリング杢目金屋プラチナゴールド重ね着けこだわり可愛い

杢目金屋

セットリング

木目つむぎ

「ふたりで紡ぐ物語」指を美しく見せる緩やかな細身のVライン。三本が寄り添うように重なり合う。

 

上)PGxSv-Pt、PG 2.5mm ¥164,000~ オプション別/宝石別
※上記価格はセンターダイヤモンドの料金を含んでおりません。(空枠のみ)

(中)PGxSv-Pt 2.5mm ¥164,000~ オプション別/宝石別
(下)PGxSv-Pt3mm ¥169,000~ オプション別/宝石別

※価格はサイズ・素材によって異なります。
※価格はすべて本体価格(税抜)です。

指輪の金属は、プラチナ、K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールド、K18イエローゴールド、K18グリーンゴールド、シルバーを組み合わせて使用します。

上の画像の木目つむぎでは、杢目部分に「ピンクゴールド」と「シルバー」の2色を使用しており、杢目の反対側の単色部分が「プラチナ」という組み合わせです。店頭サンプルも同じ配色でご用意しております。

ブライダルリングの定番となっている「プラチナ」がリング半分に使われていることで高級感は出しつつ、もう半分の杢目模様でオリジナリティや独特の世界観を表現することができます。

もちろん、こちら以外の組み合わせは可能です。みなさん、おふたりのお好みを相談しつつ杢目を同じ配色にそろえられて、単色部分をそれぞれの好きな色にしたりもしています。

杢目金屋公式HP内の「木目つむぎ作品例」

https://www.mokumeganeya.com/blog/customer/cat414/

 

そして、杢目金屋を語る上で欠かせないのは、他ブランドにはない「セレモニー」です!

ふたりだけのつながるカタチ

おふたりの杢目模様を同じ素材に合わせていただくことによって、できる「セレモニー」。おふたりの手でわかちあって完成させる体験がコトという価値となる結婚指輪です。 完成するその瞬間は、特別な「指輪記念日」です。

2人の模様がつながっているので、いつでも絆を感じる事ができます。 唯一無二のつながる模様は、世界に1つの結婚指輪の証です。

具体的にどういうことをするのかというと、ご注文いただいたご結婚指輪に使用する杢目部分の柄(金属の色、種類)をお二人とも同じに合わせていただくと、まず杢目金屋の職人さんが、1本の杢目のリングを作ります。

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

1つのつながった杢目模様のリングから

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

おふたりのリングがつくられます。

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

そして、この段階で一度BROOCHへ戻してもらいます。まだ、二つのリングは端で繋がっています。それを、ご注文いただいたお客様にもう一度ご来店いただき、ここからお二人が、お二人の手によって指輪を「わかちあい」、二つの指輪にするのです!

二つの繋がっている指輪を、お二人がそれぞれに手に持ち、ゆっくりと上下に手を動かして、「ぱきっ」と分かち合うのです。その瞬間が、お二人の永遠の「カタチ」になるのです。

分かち合った指輪は、それぞれにご注文通りのデザインに最終仕上げを行い、当店に届きます。お選び頂いたデザインによっては、分かち合ったその痕跡を、そのまま指輪にとどめておくことも可能です。

今回ご紹介している『木目つむぎ』は、痕跡を残すことの出来ないデザインではありますが、この分かち合いのセレモニーはできます!

素敵ですね!こんなふうに、リングの製作に参加できるブランドは、他にはありません!!

きっと、何年経っても、指輪にふと目が留まった時に、お二人の手で分かち合ったその思い出が浮かび上がり、その頃のわくわくとした幸せな瞬間に時間が戻るんでしょうね。

私は結婚してもう12年になりますが、やっぱり結婚した当初の気持ちはだんだん日常に埋もれてしまい普段思い出すこともないですし、思い出すことのできるアイテムといえば、結婚式のアルバムくらいだったりするのですが、やはりこれは、開きませんね!!(笑)娘が何年かに一度、勝手に開いて楽しんでいるくらいです。

それが、結婚指輪として自分の指にあり、いつでも見ることができ、指輪を分かち合った瞬間を思い出すことができるなんて!

 

ちなみに、同じ杢目金屋の婚約指輪をご検討されているのであれば、1つの板から、3本の指輪を作成することが可能です。

 

3本のつながるカタチ

 

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

もちろん、これも木目模様を3本とも合わせていただく必要があります。

ただ、婚約指輪と結婚指輪は、買うタイミングが違うことも多いです。婚約指輪は、プロポーズして(されて)結婚が決まった時から、入籍か結婚式までの婚約期間中につけるもので、人によっては何か月も、何年もその期間がある場合もありますので、なかなか3本同時にお買い求めになることはないのです。でも、もし3本とも杢目金屋で「つながるカタチ」で購入したい!という場合は、少し早目でも一緒に結婚指輪をご用意しておくことをお勧めします。

 

木目金屋の結婚指輪の製法は、他のジュエリーの制作方法とは異なり、江戸時代の伝統技術による特殊な製法です。木目金屋が求める品質は、工芸に値する品質です。専門の職人にしか出せない 「本物」のクオリティを信じています。一生に一つの結婚指輪に値する、品質と芸術性。そしてなによりも 日本の文化を継承する「本物」が杢目金屋クオリティです。

 

最後に、杢目金屋の代表であり、この『木目金』の研究者、製作者でもある、髙橋正樹氏の言葉をご紹介いたします。

「伝統を伝える使命」

「木目金」は、細部の工程の複雑さ、口頭伝承の曖昧さ、彫金と鍛金の両方の基礎技術があってこその習得は非常に困難なものです。効率と利益ばかりが優先される現代社会の中で、手間と時間をかけ手作りにこだわる杢目金屋のものづくりの姿勢は、今の時代に逆行しているかもしれません。しかし日本が世界に誇るこの素晴らしい金属工芸技術が時代に埋もれることなく、現代の生活の中できらきら輝く存在となるよう提案していくのが、私たちの使命であると考えています。私たちは「木目金」にこだわり続け、一生に一度の大切な結婚指輪というカタチでこれからもずっと伝統のものづくりをご提案していきます。

杢目金屋新潟BROOCH世界に一つだけの指輪

 

BROOCHにて、サンプルをご覧いただきながら「杢目金屋」のデザインを詳しくご紹介させていただきますので、是非ご来店ください!!