こんにちは!
新潟のセレクトジュエリーショップBROOCHの佐久間です!
そろそろ梅雨明けが待ち遠しくなってきましたね!今日から7月に突入ということでいい天気で気温も高くなり早くも夏気分です(*´▽`*)♪♪しばらくじめじめが続いていたので、カラッと晴れた青空が続くのが楽しみですね!!
さて、日々お客様とのデザイン打ち合わせで、色々発見がございます。
その中で私自身が感じたことや、お客様がブライダルリング(婚約指輪・結婚指輪)選びでお困りのことや、気になることを解消し、お2人にとって、素敵なリングを選ぶお手伝いができるようなブログにしていきたいと思っています。セレクトジュエリーショップBROOCH取り扱いのブライダルリングの魅力を余すところなくお伝えしていきます!!
今回ご紹介させていただくのは、ドイツ生まれの老舗ブライダルブランド「CHRISTIAN BAUER(クリスチャン・バウアー)」です!!「CHRISTIAN BAUER」は、創業から現在に至るまでずっと指輪だけを作り続けています。ブライダルリングのブランドは、他のジュエリーも手掛けるところが多いのですが、約140年「CHRISTIAN BAUER」はブライダルリングだけを作り続けて来ました。だからこそ、リングへのこだわりはとてつもないものなんです!!
せっかくなので、「CHRISTIAN BAUER」の想いを歴史とあわせてご紹介いたします(^^♪
創業は1880年、創業者である初代クリスチャン・バウアーがドイツの南西部にあるヴェルツハイムという都市で始めました。ちなみに1880年頃といえば、太平洋戦争が起こったころです。歴史の教科書で見たことありますよね・・?それぐらい前から続いている老舗ブランドなんです!その後に起きる第一次世界大戦中も、クリスチャンバウアーは密かにウェディングリングを作り続けていました。軍事供給を強いられ、戦争に必要のない物を作ることなど許されなかった時代です。シルバーやゴールド等の素材が入手困難であったとしても、たとえそれが社会的に背徳行為だったとしても、愛するもの同士の強い絆の証のために、クリスチャンバウアーはウエディングリングを作り続けようとしました。そんな熱い想いの中で手にした素材、もっと正確に言えば唯一手にすることができた素材が「鉄」だったのです。戦火の中で話されたふたりをつなぐ唯一の絆が、クリスチャンバウアーが作ったこの鉄のリングだったのかもしれませんね。
何世代の時代を経ても、ウエディングリングに込められた想いは変わりません。だからこそ、その想いに応えるための情熱やクラフトマンシップも大切に受け継いでいくことがクリスチャンバウアーの使命であると考えます。愛と絆の証として一生涯、そして世代を超えても使えるものを。そんな想いを胸にウエディングリングづくりと向き合っています。
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Combi Color(コンビカラー)というベースに2色以上の金属を使ったラインです。2つの異なる素材で作られるこのリングは、余計な装飾をそぎ落としたシンプルでエッジの効いたカッティングが活きるコンビネーションカラーです。プリンセスカットのダイヤモンドが輝くアクセントになります。
異なる素材を組み合わせて作るリングは高い技術が必要になります。融点の違う金属同士を美しくつなぎ合わせるのは至難の業なのです!異なる金属同士を接合させるには、特殊な機械を使用します。初めに機械の中の空気を抜き真空状態に近づけます。そうすることによって、通常よりも低い温度で地金を溶かすことができ、また高周波で加熱するので、一定の温度に保たれ、地金を痛めることがないのです!地金の表面が溶けはじめたら、約6トンもの力で圧着します!そうすると接合箇所がはがれにくく、きれいに接合されます。その後、デザインに沿って削りだしていくのです(^^♪また、クリスチャンバウアーの地金は硬度がとても高めに作られているので、ダイヤモンドを留める加工が非常に難しくこちらもまた熟練の技を必要とします。
クリスチャンバウアーの地金が硬度がとても高い、といいましたがその理由はリングの作り方です。クリスチャンバウアーでは、リングを生涯着けていただくための耐久性と着け心地を実現するために鍛造製法(たんぞうせいほう)にこだわり続けています。金属に何回も何トンもの強い圧力をかけて圧縮を繰り返し、傷つきにくく、変形しにくい地金にしていきます。30mmの金属のインゴットにを20回ほど圧をかけて8mmまで伸ばします。それを160トンの圧力で打ち抜きコイン型にし、その中心に100トンの圧力をかけ円に沿った鍛流線という金属粒子の流れを作ります。こうすることによって、ただ円に打ち抜くよりもバネ性が高まり、ただ硬いだけではなく衝撃に強いリングになるのです。円形に打ち抜いた金属を再度プレス機にかけ、リング内外から圧延しやっとリングのベースが出来上がるのです!金属を型に流しいれて作る「鋳造製法」よりも金属をたっぷりとしっかりと使っているので、強度と弾力性に優れた硬く丈夫なリングになるのです!!
リングの地金の作りへのこだわりはご紹介した通りなのですが、クリスチャンバウアーのリング作りに欠かせないのが「マイスター」といわれる職人です。マイスターとは、学業制度における職人の最高地位の国家資格です。マイスター試験の受験資格を得るだけでも容易ではなく、数年を要します。職人学校に通いながら同時に「見習い」として工房などで技術を学び、その後国家試験に合格すると「職人」となります。職人になると」1人前と認められそこでようやくマイスター試験の受験資格を得られるのです。いくつもの難しい実技や面接などをすべて合格したものだけが「マイスター」を名乗ることができるのです!!現在クリスチャンバウアーには4名のマイスターが在籍しており、各工程でその能力を発揮しています。また、クリスチャンバウアーの工場内にもこれからマイスターを目指す方々がプロの技術とマインドを日々現場で体験し、学んでいるのです。
さて、本日のご紹介はいかがでしたでしょうか??物づくりの国ドイツ生まれのこだわりが詰まった「CHRISTIAN BAUER(クリスチャン・バウアー)」のウェディングリング。まだまだご紹介しきれない魅力はたくさんありますが、今回はここまでです!是非BROOCH店頭にて実物でお確かめくださいませ(^^)/
BRIDGE × CHRISTIAN BAUER の公式インスタグラムも絶賛更新中!是非チェックしてみてください(..)φ
https://www.instagram.com/brooch_christianbauer
私どもBROOCHスタッフ一同は、おふたりにとって、ブライダルリング選びも素敵な思い出になるように、今後も精一杯・一生懸命ご提案をしていきます。是非ご来店ください!そしてセレクトジュエリーショップBROOCHで展開するのブライダルジュエリーの世界観やリングのすばらしさを、そしてBROOCH取り扱いの世界最高品質のダイヤモンドを確認しに来てください!
おふたりにお会いできることを楽しみにしております^^♪