
【にわか(ニワカ)鯨】海の神様、地球上最大級の生物、鯨をモデルにした泰然自若な結婚指輪(マリッジリング)
泰然と大海原を泳ぐ地球上最大級の哺乳類生物、「鯨」。その姿を見るだけで人々は感動を覚える。果てしなく広がる海の中でも、その巨大な体をダイナミックに持ち上げる姿は圧巻だ。
日本の昔話で、鯨はもともと4足歩行をし、山に生息していたというものがある。その大きな体は山にはそぐえず、山の木々や山の生き物との共生が難しかった。そこで山の神が海の神と話し合い、その時に海にいたイノシシと入れ替えたのだとか。イノシシもまた海の中で生活し、海の生き物との共生が困難であったのだ。鯨が山でイノシシが海とはかなり想像しがたいシチュエーションだが、鯨が山にいたという昔話は日本だけではないようなので、もしかすると近い状況があったのかもしれない。また地域によっては鯨のことをエビスと呼ぶこともあるらしい。そう七福神の恵比寿様。商売繁盛や金運を連れてくるとか。その姿、言い伝えでは世界中様々な場所で、海の遣い、海の神として存在するようだ。
鯨というと一般的に「シロナガスクジラ」という地球上最大級ものを思い浮かべる人が多いかもしれない。大きなもので全長30メートル、体重200トンにもなる。大きな口には「クジラヒゲ」と言われるすだれ状の歯ではないものが生えていて、海の中で大きく口を開けることで、海水中のプランクトンやアミをこしとって食べている。寿命も80年から90年で、人間に似たところがある。
日本文化にもなじみの深い幸運のシンボル
ハワイアンジュエリーでもハワイの人が大切にする幸運のシンボルとしてモチーフに用いられ、海面に突き出る尾ひれをかたどったものが多い。クジラの尾が見えるのは、大きく体制を変えた時だけなので、なかなか見ることが叶わない貴重な存在とされたおり、ハワイの人々にとってクジラに出会うことはとても幸運な出来事でもあったからだ。そういった洋風なものは見かけたことが多くあったが、日本でこのモチーフを見かけるのは稀ではないだろうか。実は日本にも信仰の対象となる特別な存在として、一部の地域では鯨に感謝しつつ鯨とともに生き、鯨にまつわる祭りや伝統芸能が受け継がれている。そのため、日本の「和」をコンセプトにした結婚指輪ブランド【にわか(ニワカ)】で「鯨」を見たときには、日本文化にこんなにもなじみの深いモチーフだとは知らなかった。
にわか(ニワカ)のカッコいいマリッジリング|大海原にゆったりと泳ぐ鯨
【にわか(ニワカ)鯨(くじら)】「泰然と大海原を泳ぎゆく」という詩が付いており、「大海原にゆったりと泳ぐ鯨の姿をイメージした結婚指輪。家族愛や母性の象徴である鯨に、ふたりの家庭を見守ってくれるよう願いを込めています。」と提案がある。結婚指輪全周に鯨の姿を写した形が途切れなく施されているため海好きにもたまらないデザインである。また柔らかく美しい曲線で描かれる金属素材(プラチナ)が光の陰影を作り出し、まるで海の中で泰然と泳ぐ鯨そのもののようだ。穏やかな表情を彷彿とさせる俄の鯨は、家族愛や母性の象徴と謳われている通り、ふたりの家庭を見守ってくれるよう、ぴったりと二人に寄り添う結婚指輪である。また人間と同じ哺乳類でありながら海で暮らし、地球上最大級の身体を持つ鯨は日々多忙な変化を続ける我々を海の中からゆっくりと深い愛とともに見守っていてくれるような、そんな気がする。