KASHO’S ENGRAVING -花匠の彫-
京の匠の一彫りが、四季の息吹を呼び覚ます
いにしえより日本人が育んだ、花鳥風月の美意識。
今日まで受け継がれた名工の技。
和彫りの煌めきは、花の可憐なひとひらであえい、様々に光を映す面はうつろう時を感じさせる。
かつて刀の鍔(つば)を彩ったその技は、京の伝統と共に四季の息吹を呼び覚ます。
伝統的な和彫り
ご注文いただいてから、俄の彫師がひとつひとつ丁寧に手彫りで仕上げます。いにしえより日本に伝わる伝統的な技術の一つ「和彫り」は、タガネを槌で叩き手前に引き彫っていく技法で、躍動感のある彫り跡と輝きが特徴です。「花匠の彫」は、俄の匠ならではの高度な技術によって生みだされ、なめらかな曲線や立体感のある表情豊かな指輪となりました。指輪に宿された名工の技と、日本の美意識が込められた花鳥風月の世界をお楽しみください。
「花匠」・・・京都の流れを汲み、高度な技を得意とする職人を筆頭にした俄の彫師の総称。
KASHO’S ENGRAVING -花匠の彫-ラインナップ
春 花霞(はながすみ)
ほのかに立ちこめる
桜の香り 春のいろどり
やさしい香りを運んでくれる穏やかな春を、咲き誇る桜で表現しています。
夏 あいの風(あいのかぜ)
かきつばた揺らす夏の風
藍より深く 愛の色
夏のそよ風が、凛と咲くかきつばたを揺らす、さわやかなイメージを表現しています。
秋 秋の紅(あきのくれない)
仰いでみるは紅葉のかさなり
色の深さ 鮮やかさ
美しい彩りと鮮やかな秋の情景を、重なり合う楓で表現しています。
冬 雪椿(ゆきつばき)
白雪に映える椿の葉
しなやかに 清らかに
真っ白な雪が降り積もった椿の葉で、静寂な冬の清らかさを表現しています。