にわか（ニワカ）京木目、日本の伝統技能と現代の匠の技術が融合した和モダンブライダルリング
日本屈指の老舗ブライダルジュエリーブランド、 にわか（ニワカ）に近年登場した新しいシリーズに「京木目（きょうもくめ）」がある。そもそも日本には様々な錬金方法を用いた貴金属製品が存在する。主には戦国時代以前から戦いにおいて、木製のものよりも金属製のものの方が防御性、攻撃性が上がるため、武具として研究開発されたものがある。その武具に、使用者の位を表すために金属細工を施すことが始まりのように思う。また、仏具においても神様へ差し出すもの、お見せするものに対して、高価希少な金属を用いることで敬いを表現したり、僧侶の位で差を持たせることで、信仰の深さや想いを表現したものがある。その高貴な輝きや比類なき存在感、重みは裕福な庶民の間にももてはやされ、技術がどんどん進化継承されていったのだ。
日本の伝統技法【木目金】とは
貴金属はそれぞれに有する色が異なり、融点、硬さ、特徴が違う。その特徴を理解し、異なる質感、色を組み合わせて新しい金属を生み出す加工が、木目金だ。異なる金属を層状に重ね合わせて、熱と圧力をかけ、ひねりながら叩き込む技法で、棒状になった木目柄の金属を曲げたり張り合わせて造形するやり方だ。この場合、元の造形に張り合わせることができるので、大きさのある物にも適応できる、例えば、位の高いお侍の小刀に使用されたりしている。よく木目金（もくめがね）画像で目にするのは刀のつば部分だが、柄（つか）や鞘（さや）の部分にも木目金が施されたものがある。「木目」というだけあり、木の木目柄のようにうねりがあり、柄の幅も不規則なものが木目金柄としては一般的だ。
にわか（ニワカ）京木目に使われる特別な技法
一方、 にわか（ニワカ）京木目（きょうもくめ）とはどういったものか。木目金技法のところで、素材の異なる金属を層状に重ね合わせて、熱と圧力をかけるところがあったが、そのまま曲げずに板状の金属板を作り、その金属板を彫り込んで作る、「ぐり彫り」という技法がある。新潟にも村上地区に貴金属加工ではなく、漆塗り加工で「堆朱（ついしゅ）」という層状に塗り重ねた漆を彫り込んで柄を作り出す技法がある。金属板の作成時に捻り合わせるなどの加工がおこなわれていないため、木目柄の層は均等で規則的に重なり合っている。 にわか（ニワカ）京木目（きょうもくめ）はこの技法を応用されて作られているのだ。再作可能な金属板の大きさから生み出されるので、大きなものは作り出すことが難しい。結婚指輪（マリッジリング）ならではの、特別な技法なのだ。
ふたりを祝福する温かな名前とコンセプト
にわか（ニワカ）京木目（きょうもくめ）から結婚するふたりへ様々な贈りものが用意されている。まずその祝福や明るい未来を願った名前だ。ひなた・一路（いちろ）・なごみ・睦（むつみ）・長閑（のどか）の５つのデザインがある。すべて、シンプルなストレートラインのデザイン結婚指輪（マリッジリング）になっており、着ける人の年齢や好み、シーンを選ばない仕様だ。結婚指輪（マリッジリング）の幅も３mm前後に設定されており、ストレートのシンプルなフォルムの中に柔らかい曲線で描かれた木目柄がすっきりと浮かび上がる。着け心地を追求し、柔らかな木目柄が浮かび上がるように施された前面の艶消し加工は、華やかなシーンのダイヤモンドエンゲージリング（婚約指輪）の重ね付けにしっかり対応してくれる。永遠性を高めるために高級貴金属プラチナをベースに、明るい配色のゴールドを使用することで、艶消し加工がされた落ち着いた印象の中に、温かみを感じられるデザインなのだ。
年齢を重ねても着けやすい上品な結婚指輪（マリッジリング）
人とは違う、でも肌なじみよく、年齢を重ねても着けやすい上品な結婚指輪（マリッジリング）をご希望なら、 にわか（ニワカ）京木目（きょうもくめ）をぜひ検討に入れてみていただきたい。
BROOCHは、新潟県の にわか（ニワカ） 正規取扱店です。
