ヴァージンなダイヤモンド
BROOCHで取り扱うダイヤモンドは、すべて完全なコンフリクトフリーダイヤモンド、且つヴァージンなダイヤモンドでございます。
コンフリクトフリーダイヤモンドとは
コンフリクトフリーダイヤモンドとは、紛争地域から供給された、紛争ダイヤモンド(いわゆるブラッドダイヤモンド)ではない、コンフリクト(紛争)とフリー(無縁)なダイヤモンドのことを言います。
ダイヤモンドは、産出国にとっては貴重な外貨獲得資源とされていますが、その産出国が内戦など紛争地域の場合、その国は輸出したダイヤモンドなど宝石類で得た外貨を武器の購入に宛てるため、内戦が長期化および深刻化することになります。とくに、反政府組織はこれら鉱物資源による外貨獲得と、それによる武器購入を広く行っています。その際には、無辜(むこ)の人々を採掘に苦役させることから人道上も大きな問題があります。
これら内戦の早期終結を実現するには、内戦当事国の外貨獲得手段を奪うのが有力な手立てで、国際社会はそれに取り組むべきだとされています。内戦当事国に外貨が流れ込まないようにするために、内戦国から産出するダイヤモンドなどを、「紛争ダイヤモンド」(いわゆるブラッドダイヤモンド)と定義し、関係業界はそれらを取引の対象外にすることが求められている事から、2003年に国際連合によって「紛争ダイヤモンド」に対して「キンバリープロセス」と「システム オブ ワランティー」が制定され、現在世界69カ国が参加しています。
キンバリープロセス
キンバリープロセスとは、2003年国連安全保障理事会において決議された、紛争国において反政府武装勢力が不法に採掘するダイヤモンドの取引を禁止するための制度です。ダイヤモンド原石を輸出する際に原産地証明書(キンバリー証明書)の添付を義務付けました。これにより紛争ダイヤモンドの取引を停止でき、ダイヤモンドを購入する人が、そのダイヤモンドが紛争や戦争の資金源として加担していないものかどうかを確かめることが出来る方法として、日本国内でも平成15年より採用されています。
システム オブ ワランティー
キンバリープロセスにより合法的に輸入されたダイヤモンドは、取引、宝飾品への加工、研磨が行えます。その工程の間にダイヤモンドの所有権が移転した場合、それらが紛争地域から供給された物では無い事を保証する宣誓文を記載したインボイス(商品伝票)を添付する必要があります。これは「システム オブ ワランティー」と呼ばれています。製造業者や取引業者は、インボイス(商品伝票)に記載された保証文を監査し5年間保存することが義務付けられます。
ヴァージンなダイヤモンドとは
- 産出国より正規に輸入された新品(未使用)のダイヤモンド。
- 貴金属買い取り専門店や質流れの商材を、二次加工したダイヤモンドではない。
そのようなダイヤモンドのことをヴァージンなダイヤモンドと言います。
昨今の還流品市場の活性化に伴い、貴金属買い取り専門店や質屋等からの質流れ商材がリカット等の二次加工を施して、日本国内のダイヤモンド市場に出回るケースが急増しています。
BROOCHで取り扱うダイヤモンドは、原産地証明書(キンバリー証明書)と共に正規に輸入された商品で完全なヴァージンなダイヤモンドで、国内の二次市場にて購入されたダイヤモンドではございません。
お客様との約束の証「未使用ダイヤモンド証明書」
BROOCHでは、ダイヤモンドをお買い上げいただきましたお客様に、コンフリクトフリーダイヤモンド、ヴァージンなダイヤモンドである証としまして、「未使用ダイヤモンド証明書」を発行してお渡ししています。
BROOCHでは、人生の大切な記念の宝石を安心してお買い求めいただけますように、努力して参ります。ご不明な点やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。