結婚式で婚約指輪を使うタイミングってありますか?
ダイヤモンドは記憶を閉じ込めるタイムカプセル
ご質問頂きありがとうございます。『結婚式で婚約指輪を使うタイミングってありますか?』とのことですね、そもそもダイヤモンドは一体どんな宝石なのか?をご案内しようと思います。
ダイヤモンドは記憶を閉じ込めるタイムカプセルです。結婚にまつわる殆どすべてをその輝きに閉じ込めておく事が出来ます。プロポーズから始まる結婚の色々は後々ダイヤモンドを眺めた時にその輝きの中に鮮明な記憶として残しておく事が出来ます。エンゲージリングのセンターダイヤモンドを家族の誰かから受け継いだものを使うという男性も居られるかと思います。エンゲージリングのダイヤモンドは記憶を閉じ込めてたくさんの思い出を共有し、時を共にして、最後には誰かに受け継がれるものです。もともと男性型に受け継がれるダイヤモンドは家を守る宝石と言われているのです。
記憶を閉じ込めたダイヤモンドは持ち主にとってはプライスレスな宝物となります。ダイヤモンドを眺めた時に結婚式の思い出が詰め込まれていたら素敵ですよね!もともとダイヤモンドの使い方やダイヤモンドの意味について考える機会が少ないと思うので、ダイヤモンドを持つ意味が皆さんに広まっていくことを願っています。ご主人様から贈ってもらった婚約指輪、一生に一度の結婚式で着けたい気持ち分かります(*´ω`)ご披露宴で、結婚指輪の上から重ねて着けている方もいらっしゃいますが、私のおすすめは挙式から着けていただくことです!!挙式から???そうなんです!
それが『エンゲージカバーセレモニー』と言います!
エンゲージカバーセレモニーは結婚式で、婚約指輪を使った演出です。通常の指輪交換の際、結婚指輪2本で行いますが、エンゲージカバーセレモニーの場合は結婚指輪と婚約指輪の3本を使います♪日本ではあまりされている方が少なく聞いたことがない方が多いですが、海外でされる方がいらっしゃいます。日本ではエンゲージカバーセレモニーをされる方が少ないので、挙式に取り入れるとおふたりのオリジナルの結婚式になっていいのではないでしょうか(^^♪エンゲージカバーセレモニーをする際は、結婚指輪と婚約指輪を使うのでリングピローも3本置けるものを用意しないとですね!
エンゲージカバーセレモニーは、おふたりで指輪交換をした後に新郎が結婚指輪の上から婚約指輪を重ねて新婦の指にはめます。婚約指輪が結婚指輪の蓋をするような形になっていることから、「おふたりが誓った永遠の愛に蓋をする」という意味があります。なんかロマンチックですよね!( *´艸`)
ご主人様から贈っていただいた婚約指輪をゲストの皆様にお披露目できる機会ができるのでいいですよね!
挙式で取り入れる場合は、挙式スタイルは人前式がおすすめです。人前式はゲストに向かって結婚を誓う挙式スタイルになります。キリスト教式や神前式は、挙式進行など決まりがある分、人前式はおふたりのオリジナルでおふたりらしい挙式進行ができるのでエンゲージカバーセレモニーを取り入れるならば、人前式ですね!
ぜひ、ゲストの目を引く『エンゲージカバーセレモニー』を取り入れてみて下さい♪「彼が心を込めて贈ってくれたプロポーズの婚約指輪、せっかくだからお披露目したい」
「二人の婚約の証でもあるダイヤモンドを大切なゲストに見てもらいたい」
挙式の指輪交換で用いられる結婚指輪と違い、婚約指輪はとくに二人が希望しない限り、注目を浴びることはほとんどありません。ですが、エンゲージカバーセレモニーを式に組み込むことで、婚約指輪をゲストへしっかりお披露目することができるのです。エンゲージカバーセレモニーのご紹介でした!皆の前で公開プロポーズを結婚式で
もう一つのおすすめは結婚式のセレモニーにプロポーズを組み込むというものです。式場のスタッフさんに聞かれたら怒られるかもしれませんが、結婚式のセレモニーは式場のプレゼンするものはどれも有料で20万円位してしまいます。そこで、既にお持ちのエンゲージリングを使ってセレモニーを行うというものです。しかもこれは結婚式の段取りを決める際にプランナーの方にお色直しの後や余興の後で時間を取って公開プロポーズするというイベントです。
プランナーの方と打合せしておくとどのくらい大々的にするかも含めて決める事が出来ます。お色直し等で退場して再入場する際に組み合わせても感動的なイベントになります。またプロポーズされる事は地味に女性の憧れでもありますので、多くの参列された女性たちにとっても記憶に残るイベントになると思います。
皆の前でプロポーズするのは緊張するという男性も居られますが、結婚式の様なお祝いの席では何と言っても主役の新婦様が「喜んで楽しそう」な事が、参列する人にとってとっても大切な事なのです。新婦を喜ばすイベントはとってもお勧めです。
特に、プロポーズがちょっと曖昧だった、やしっかりとした言葉を聞いていないカップルにはお勧めのイベントです。たかが言葉ですが、されど言葉です。
正式には結婚式の時には右の薬指にエンゲージを着けて
結婚式では指輪交換というセレモニーが有ります。これはお互いの分身である結婚指輪をお互いが着け合って、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?という誓いを込めてお互いに指輪を交換します。
この時、新婦は右薬指にエンゲージリングを着けてバージンロードを歩いてきて、指輪を新郎に着けてもらったら、正面に向き直ったタイミングで自分で左薬指にマリッジリングと重ねる形で装着する。というのが正式です。
古来より日本では指輪に限らずお祝い事の時に様々なものを重ねる習わしがありますが、結婚指輪と婚約指輪も重ねる事で、この結婚のような喜び事が重ねてきますように、という意味が有ります。
婚約指輪のダイヤモンドはもともとプロポーズの時に渡されるものですので、結婚式には着けて出るのが正式なんですね!誓いのセレモニーは何度でも
先ほどご案内してエンゲージカバーセレモニーをここで組み込むのも良いと思います。と言うものエンゲージカバーセレモニーを行うタイミングに決まりはありませんが、このように結婚指輪の交換のあとに続けて行うと比較的スムーズですし、女性が自分で重ねるのが正式とはいえ自分でつけるのはなんか悲しいや、折角ならつけてもらいたい、等いろいろなプラス点も多いからなのです。また、あまり知られていないセレモニーですので初めてエンゲージカバーセレモニーを見るゲストにも理解できるよう、結婚指輪の交換を始める前に、僕しか神父、若しくは進行役からセレモニーの意味を説明してもらうとなお良いですね。
結婚指輪の交換がすんだら、新郎は左手の薬指に結婚指輪をはめている新婦の手を取り、その上からさらに婚約指輪を通します。
個人的にはここで新郎のポケットからエンゲージリングの入ったボックスを取りだしてサプライズすると良いかなと思ったりします。このタイミングは急に予定外の行動をとると全体の信仰に支障が出るかもしれませんので、事前にプランナーや進行役に相談しておくとよいでしょう。
これで新婦の指には結婚指輪と婚約指輪の2つのリングが重なった状態になります。最後に、新婦は重ねて着けてもらった日本の指輪を参列してくれたゲストにお披露目すると良いかもしれませんね。カバーセレモニーはこのタイミング以外でも実行可能のですので結婚のタイミングを言える時期であれば何時でも何回でも取り入れると良いかもしれません。