ハワイで挙式で、サプライズにハワイアンジュエリーを贈るのはどうかと言われました。ハワイアンジュエリーってそもそもなんですか?
ハワイアンジュエリーとは?
ハワイアンジュエリーとはなにかといいますと、ハワイアンジュエリーの起源は非常に古く、そのルーツを17世紀後半の英国に見ることが出来ます。
ハワイと英国との結びつきは、後世に名を残すイギリス人の洋探検家であるキャプテンクックのハワイ諸島上陸から始まりました。
まず、最初にハワイ諸島に定着したのは、海を渡ってこの地に辿り着いたポリネシア人とされていて、その年代は紀元前500年から3世紀頃の間とする説が有力です。
1788年1月、キャプテンクックがレゾリューション号、ディスカバリー号の2隻の船でハワイ諸島への初上陸を果たした当時は、アリイと呼ばれる族長が支配権を持ち、神官、職人、庶民、奴隷といった階級社会が存在していたことがわかっています。
キャプテンクッックは、上官だったサンドウィッチ伯爵に因みサンドウィッチ諸島と命名しますが、カライオブウ王によって統治されていたこの地では、すでにハワイと言う名称が定着していました。
その後キャプテンクックは先住民との抗争で命を落としますが、ディスカバリー号を率いていたチャールズ・クラークがイギリスへと還りつき、サンドウィッチ諸島=ハワイ諸島の発見を報告し、ハワイ諸島の存在が欧米へと知らされたのです。ハワイ諸島を最初に統一したのは、ハワイ王カメハメハ1世で、外交手腕に優れた カメハメハ1世は、英国との結びつきを強固にし、ハワイ王国を誕生させます。
当時の 英国では、家族や友人への愛の言葉や思い出の言葉を彫り込んだ「センティメンタル・ ジュエリー」と呼ばれるゴールドジュエリーが流行していました。
センティメンタル・ジュエリー は、時代を経て19世紀ヴィクトリア女王時代にふたたび流行し、女王は国賓など大切な 人々へセンティメンタル・ジュエリーを贈ることを習慣としていました。
最愛の夫である アルバート王子の死後、ヴィクトリア女王は華美な貴金属や装飾品の着用を禁じ、自らも 喪服で過ごしますが、唯一喪服用のビクトリアン・モーニングジュエリー(喪服用の黒い ジュエリー)だけは着用を許します。
その際に女王が作らせたのは、イギリスの伝統的な 喪中用の意匠でもある「スクロール模様」をあしらった黒いエナメルジュエリーで、このジュエリ ーこそが、現在のハワイアンジュエリーの原型とされています。英国と親密な関係にあったハワイでは、特に親交の深かったハワイ王朝 第8代女王 リリウオカラニ(当時はリリウ・カマカエハ大酋長)もアルバート王子の死を悼み、ハワイの言葉で永遠の想い出を意味する“ホオマナオ・マウ”という言葉を刻んだ ブレスレットを作らせ、一生身に着けたと言われています。
このブレスレットは、 1882年にカラカウア王によって建てられ、その後王位を継承した女王が1893年に 退位させられるまで暮らしたとされる公邸=イオラニ宮殿で公開され、ブレスレットに インスパイヤーされた作品が、今も数多く制作されています。リリウオカラニ女王は、 ホノルルのポフカイナ女学校の校長であり、宮殿での舞踏会や演奏会のプログラム 作成に尽力したイギリス人の恩師、ゾーイ・アトキンソン氏に、“アロハ’オエ(あなたに愛を)” の言葉を日付と共に黒のエナメルでブレスレットに彫り込み、『ハワイアン・ブレスレット』 として感謝の気持ちを込めて贈っています。
当時の女学生がこの事を真似たことから、 ハワイでも自分の大切な人へ言葉やモチーフを刻んだジュエリーを贈る習慣が生まれ ました。そして、代々伝わる家宝=ハワイアン・エアルーム・ジュエリーとして、やがては ハワイを代表する文化へと成長を遂げていくのです。ハワイアンジュエリーのルーツを語る上で、忘れてはならないのがリリウオカラニ女王の 姪にあたるカイウラニ王女です。
彼女は1875年、スコットランド人の父とカラカウア王の 妹リケリケの間に生まれ、カラカウア王の指示でイギリスに留学します。
優雅で美しい 顔立ちのカイウラニはヨーロッパ社交界の華になり、ハワイとヨーロッパの文化的な交流を 結びつける役割を果たしました。
彼女が身に着けていたハワイアンジュエリーも注目を 集めました。
このような長い歴史を辿り、イギリスで生まれたセンティメンタル・ジュエリーは、森羅万象を霊的な精神世界と結びつけるハワイ独特の文化と融合し、スピリチュアル 溢れるハワイアンジュエリーへと進化していきました。
ヴィクトリア女王がブレスレットに 刻んだスクロール模様はハワイでは波の模様へと変化を遂げ、その歴史を今に伝えます。
ハワイアンジェリーのきっかけとなったヴィクトリア女王は、「世紀の愛」で最強の国家を 創り上げた女王としても知られています。
ハワイアンジュエリーには、洋の東西を超えて数世紀にわたって受け継がれてきた “人を愛する心”そして“自然を愛する心”がこめられているのです。このようにハワイアンジュエリーの歴史は長く、長い間多くの人に愛されてきたことがわかります・・・!!
ハワイアンジュエリーは、彫り模様の入った気持ちの贈りものなのです!!その彫り一つ一つにも意味があり、現地ではハワイアンジュエリーは好きな人に贈るものとされています!
なので、恋人同士で送り合うのはもちろん、友達、兄弟、近所のお世話になった方、、に贈ることで、好きな気持ちや感謝の気持ちをあらわし、たくさんハワイアンジュエリーを身に着けているとその人は愛されている人だ!という意味があるらしいですよ♪(^^♪ハワイアンジュエリーの彫刻の種類
プルメリア -Plumeria-
ハワイ語では”Puamelia”(プアメリア)といって、花言葉に『気品・熱心・陽だまりのような人』の意味を持ちます。
また可憐な見た目とその純白さが神性を感じさせ、神様が宿る花とされハワイの人々から深く愛されている花です。スクロール -Scroll-
砂浜に寄せては返すを繰り返す”波”を意味するモチーフ。
途切れることがないその動作は”永遠に続く愛”を意味し、婚約指輪や結婚指輪などのペアジュエリーによく用いられるデザインです。
またハワイでは海には神様がいると信じられ、海からの幸せを運んでくれる神聖なものとされています。マイレ -Maile-
香り高く、レイの素材によく用いられるつる植物のマイレ。
フラの女神 ラカに捧げられる神聖な植物で、神秘的な力が宿るとされています。
「絆を結びつける」・「平和」・「縁結び」などの意味が込められ、ハワイでは結婚式の際に新郎新婦を結びつける、レイとしてよく使用されます。ハワイ挙式におススメ!のサプライズハワイアンジュエリー
細身のリングにサイドカットを施すことで、マカナ本来の存在感と高級感を兼ね備えたエンゲージリング。MATERIAL:K18 イエローゴールド
TYPE:ME-4
SIDE CUT:マカナカット
DIAMOND:0.2ctもう婚約指輪(エンゲージリング)は用意したよ、という方にもおススメの、普段使いがしやすいとてもおしゃれなダイヤモンドリングです!
婚約指輪(エンゲージリング)は特に考えていなかったという方には、いかにも!な感じがあまり出ずに日常でたくさん使える可愛さがきっと気に入ってもらえそうです。MakanaPendant
お二人の大切な記念日や永遠の愛を輝きにした、ハワイアン・マリッジペンダント。
マカナリングとデザインを合わせることも可能な、新コンセプトのジュエリーです。MATERIAL:K18 ピンクゴールド
DESIGN:プリンセス-B
SIDE CUT:ラインカット
SURFACE:ポリッシュお二人でペアのペンダントにハワイ挙式の思い出を彫り込んでお持ちになるのも素敵ですね!
マテリアル(素材)や彫の柄を選んでいただけるようになっております。商品をご覧になりながらもっと詳しくご案内させていただくこともできますので、ぜひBROOCH(ブローチ)へお越しください!
お待ちしております。