この間誕生石のアメジストでネックレスをプレゼントしてもらいました!!アメジストってどんな石ですか??
アメジストってどんな石?
こんにちは!!
ご質問ありがとうございます!!!!
何々・・・・・・「この間誕生石のアメジストでネックレスをプレゼントしてもらいました!!アメジストってどんな石ですか??」
ほうほう!!アメジスト!素敵な石ですね。ご質問者様は2月生まれの方なのですね!! しかもプレゼントでもらえるなんて素敵なことです!ではではそんなアメジストの魅力について、迫っていければと思います・・・・・!!!!! あたたかい春を目の前に、一層寒さが厳しくなる2月は、献花・献杯で浄化をする月とされています。そんな二月の誕生石は「紫水晶」という日本名で呼ばれる、その名の通り美しい紫色のアメシストです。
アメシストの特徴でもある紫色は、古来より世界各国で高貴な色とされてきました!!!!
キリスト教ではアメシストは「司教の石」と呼ばれ、宝石をはめた指輪が儀式に用いられたと言われています。(なんだかすごそうですね・・・・!!!)
同様に、ユダヤ教でも胸当てにアメシストを飾って儀式が執り行われたそうです。現代でもイギリス王室でロイヤルパープルが用いられるなど、「紫色=高貴の色」という考え方は健在のようですね・・・。日本でも、紫はもっとも高貴な色としてとらえられてきました!
象徴的なのが、聖徳太子が定めた冠位十二階。(一気に歴史の授業っぽくなってきました)
冠位十二階とは、朝廷に仕える臣下を6つの位(徳・仁・礼・信・義・智)に分け、さらに大小の区別をし、合計12の等級に分けた日本最古の冠位ですよね!おぼえていますか???
それぞれの等級に色が付けられていたのですが、最も高貴とされる「大徳」は濃い紫、「小徳」は薄い紫だと知られています。「最高位の色=紫」という考えは、日本の歴史をさかのぼれば、飛鳥時代から続いていたということになるのです!!!
高貴な色・・・・・・、確かにすごそうですね!
そして、アメシストのお話をするならここは外せない!アメシストには有名な神話があるのです!!!
もしかしたら、しってる!という方も中にはいるかもしれません(笑)アメジストの神話がある?!
有名なギリシャ神話では、アメジストは美少女の化身とされています。
酒に酔ったバッカス(お酒の神)が、「今から次にこの角を曲がってきたやつを襲う」と、猛獣(ピューマ)に襲わせようとしていた時、ちょうどそこに通りかかったのが、月の女神ディアナの女官『アメジスト』だったのです。(ちなみにこのバッカスはギリシア神話のディオニューソスだそうで、月の女神ディアナはギリシャ神話のアルテミス・・・・なんて豪華な組合せ・・・・)
バッカスが獣をけしかけ、今にもアメジストが襲われるという時、この惨事に気づいた月の女神ディアナがアメジストを一瞬に純白の水晶に変えました。(危機一髪です!!!!)その後、酔いから覚めたバッカスは自分の罪を反省し、水晶にぶどう酒を注ぎました。
たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石『アメジスト』になったといわれています。
語源となったギリシャ語の『amethystos』は”酒に酔わない”という意味をもち、古代ローマではアメジストから作られた杯でお酒を楽しむことで、お酒からだけではなく人生の悪酔いから自身を守ってくれるという言い伝えが残っています。
現在でも実際に『アメジストを持っていると二日酔いしない』という人がいるともいわれています。
こういう神話や逸話が自分の誕生石にあるっていうのは面白いですし、ロマンを感じますよね!
ちなみにこの紫色のはなしを詳しく掘り下げると・・・・
和名『紫水晶』のとおり、紫色のクォーツ(石英)をアメジストと呼びます。
その紫色の発色原因は、微量に含有された鉄イオンによるものだとされます。
この紫色は、加熱処理することによって、黄色・褐色・緑色に変わり、更に加熱すると無色になります!!
黄色に変色したものは、トパーズと間違えることもあるんです・・・
色帯構造やムラのある紫色が特徴で、この紫色が深く一様に見られるアメジストほど良質といわれているんですよね!
アメジストの紫色は日光で退色しますので太陽光を避けるなど取り扱いには注意が必要かもしれません。
さて、このアメジストの紫色・・・・・・・・・
『なぜ、水晶が紫色になるのか』という謎は、長い間解明されませんでした。
しかし近年、合成アメジストの製造に成功したことで、天然の紫色は共産する放射能鉱物の影響により、着色されるということがわかりました。
アメジストの結晶は、火山岩や堆積岩の低温熱水鉱脈から産出し、六方晶系に属した六角錐の集まりでよく発掘されますが、大きな結晶で発見されるのは、ごく稀です・・・・・、
特性はクォーツと同じですが他の水晶にはない双晶構造による羽根状インクリュージョンが、アメジストのみ見られます。さらには余談ですがアメシストの語源はギリシャ語の「アメテュストス」やラテン語の「アメテュストゥス (アメチュストス)」で、どちらも”酒に酔わない”という意味があります。先ほど登場したバッカスがお酒の神様で、その神様の酔いを覚まし改心させたということから、アメシストには古くから「酒酔いを防ぐ力が宿っている」と考えられていました♪
かのレオナルド・ダ・ヴィンチも「アメシストは邪悪な想念を霧散させ、知性の働きを活発にする」という言葉を残し、好んで身に着けていたと言われています。人類史上、最も多才であったといわれる彼も、アメシストの魅力に惹かれた一人・・・・!酒酔いを防ぐことから、冷静な判断ができると信じられてきたのです。素敵ですね!!!!
一方で、キリスト教の聖バレンタインも身に付けていたことから、「真実の愛を守りぬく宝石」とも呼ばれています。恋に落ちながらも冷静さを忘れず、気持ちが穏やかに保つことで真実の愛となる。クールな青と情熱の赤が混ざった紫は、アメシストにこそふさわしい色といえそうです♪いかがでしたでしょうか????誕生石アメシストについて知ってい頂けたでしょうか!!!
魅力あふれる石ですので、もっともっと好きになって頂けると嬉しいです!
ご質問いただきありがとうございました。