とにかく丈夫な指輪がいいといったら、鍛造をお勧めされました。鍛造って?
鍛造って何?
こんにちは!!!ご質問いただきありがとうございます!!! 「とにかく丈夫な指輪がいいといったら、鍛造をお勧めされました。鍛造って?」なるほど!!!!!確かに丈夫と言えば鍛造ですよね・・・!!!!しかし、鍛造がいいときいても鍛造ってそもそもなんだ?????って話ですよね。
これからぜひご案内させていただければと思います♪まず、鍛造を知っていただくうえで、通常の指輪の製造法である鋳造についてもご案内させていただき、違いを見ていただけたらなぁと思います♪まずは、鋳造と鍛造、2種類の加工方法の基本的な知識と双方の違いを明確にしておきましょう。
鋳造は熱することでドロドロの状態に溶けた高い温度の金属を予め製造しておいた金型に流し込み、製品を製造する方法です。溶かした金属は冷やすことですぐに固まり、金型通りの製品を短時間で製造できるという特徴もあります。
一方で鍛造は元となる金属製の材料をハンマーなどで何度もたたき、製品の形に近づける方法です。この方法では叩けば叩くほど金属の結晶が整うため、強い製品ができるという特徴があります。また、ハンマーではなく、型を使って圧縮し、製品を製造するという方法もあり、この場合も短時間での大量生産が可能です。このように鋳造と鍛造には製造の段階から、その方法には明確な違いがあります( ゚Д゚)!!鋳造リングと鍛造リングのメリット&デメリット
続いては、鋳造と鍛造ぞれぞれの方法のメリットについて、より詳しく解説していきます。
まずは鋳造のメリットについてです。鋳造では上述のとおり、ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やすことで製品を製造しますが、この方法では型さえ作ってしまえば複雑なデザインの製品や小さな製品でも簡単に作ることができるようになるというメリットがあります。また、同じ型を何度も使用できるという観点から見れば、製品の加工に伴って必要となる費用を削減できる点や、一度に大量生産ができるという点も大きなメリットとして挙げられます。一方で鍛造の場合は、何度も叩くことで金属の中に気泡ができにくくなり、強度の優れた製品を製造できるというメリットがあります。また、ハンマーなどを使用した人の手による鍛造では、製品の細部の構造なども設計通りに製造することができるため、強度や重量などの製品サイズが細かく決まっている製品の製造に向いているという点も大きなメリットといえるでしょう。
結婚指輪は一生に一度つける大事なものです・・・・
大量生産するのではなくせっかくならお二人のためだけに手作りされたものがいいですよね!!
金属の加工についての理解を深めるためには、「熱間鍛造」と「冷間鍛造」の2種類の加工方法についても知っていなければなりません。
(難しい説明が続いてすみません・・・
通常、高温で加熱した金属は柔らかくなると結晶が正常な形に変化し、この状態を「再結晶」と呼びます。再結晶の状態となった金属は加工がしやすい状態になっており、この状態で行う鍛造を「熱間鍛造」、再結晶する温度以下の常温で成形する鍛造加工を「冷間鍛造」と呼びます。
熱間鍛造では、加熱して金属が柔らかくなった状態で加工するため、自由自在に製品を製造することが可能です。また、加熱され、柔らかくなった状態で何度も叩くことで、金属内部の結晶粒が細かくなり、ムラがなく、均質に仕上げることも可能となります。一方で冷間鍛造では、金属の表面がきれいに仕上がるという特徴があるため、寸法や形状の精度を高めることができるという特徴もあります。しかしながら、常温に近い状態になった金属は固く、加工もしにくいため、叩きすぎると割れてしまう可能性が高いことも忘れてはなりません。
それでは鋳造と鍛造それぞれの加工方法が具体的にどのような製品の製造に向いているのかも確認しておきましょう♪
まず、鋳造によって製造された製品には、熱が加わっても変形しにくいという特徴があるため、自動車用部品、鉄道車輪用部品のブレーキ、エンジン周りの部品など、高温状態になりやすい部分に頻繁に使用されます。また、大量生産が可能であるため日常的に使用する身の回りの製品も鋳造によって製造されることが多く、フェンスやベンチ、ファッションジュエリーなどはその例として挙げられます。(ただ、素材にこだわり強度を高めた鋳造の結婚指輪品質のジュエリーもあるので一概に全部そうですとは言えませんよ!!!!そこはこのブランドの強度はどうですか??とスタッフに確認してみてください♪)一方で鍛造によって製造した製品には、特に強度が強いという特徴があり、自動車のギア、航空機の胴体フレームなどの製造でこの方法が採用されていることも多いです!また、身の回りの製品の中でもある程度の強度が必要となる包丁、ゴルフクラブ、高級ジュエリーなども鍛造によって製造されることが殆どです。
このように金属製品の製造では、消費者の手にわたってからの使用環境などに応じて、適切な特徴がある製造方法が選ばれています。やはり鍛造は固くて丈夫!!!ただ、結婚指輪としての利点は、もちろん硬い方がいいですが鍛造という圧力をかけ鍛えられた金属は空気による素がなくてすっごくなめらかなんです!!!
指に通した時のつるんと、柔らかくなめらかな着け心地を楽しんでいただけます・・・・!!!!!
一生ものなので、頑丈だけど角が当たるとか、ザラザラして気になるっていやですよね・・・・。
鍛造の結婚指輪は着け心地がとにかく滑らかなので、ぜひ着けてその滑らかさを知っていただきたいです!BROOCHオススメの鍛造結婚指輪と言えば、
FURRER-JACOT
一世紀半にわたりフラー・ジャコーを支えてきた三つのブランドポリシーは、「伝統」「信頼」「柔軟な感性」。Euro Wedding Band
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1880年創業以来、クリスチャンバウアーは最高品質のウェディングリングを目指し、情熱を注いできました。
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鍛造についてはいかがでしたでしょうか???
ご質問いただきまして、ありがとうございました。