婚約指輪として贈る宝石はなんでダイヤモンドが多いのですか?
婚約指輪として贈る宝石はなんでダイヤモンドが多い?
ご質問ありがとうございます!
婚約指輪と言えば、真ん中に大きなダイヤモンドがキラキラ輝いているものをイメージしますよね。プロポーズの瞬間、彼の手の中のジュエリーケースがパカっと開いて、中には待ちに待った夢にまで見た大きな輝くダイヤモンドの指輪は入っている。そしてそのダイヤモンドのエンゲージリングを彼がそっと取り出して、私の左の薬指に着けてくれて、「僕と結婚してください」
女の子なら誰しも必ず夢見る瞬間だと思います。大好きな彼からのプロポーズは左の薬指にキラキラ輝く大粒のダイヤモンドと共にしてもらいたいですよね!
あんなにキラキラ輝いてくれたら、なんでダイヤモンドなんだろうなんて疑問は吹き飛んでしまう気もしますが、やっぱり一生身に着ける、彼の誓いの婚約指輪だから、その意味だって大切にしたいと思う女性も多いはずです!!贈る側の男性は、なぜプロポーズの指輪はダイヤモンドなんだろう、と疑問を持っている方が少なくないかもしれないので、BROOCH婚約指輪コンシェルジュが個人的見解でお答えしていきます!
どこか共感できたら嬉しいです。ダイヤモンドについて
まず有名な話ですが、ダイヤモンドとは「宝石」と呼ばれる種類のもので、そもそも宝石には条件があります。
①美しいこと②耐久性があること③希少性が高いことの3つです。
ダイヤモンドはこの条件を満たしていることになり、宝石と言われています。
パッと考えて、②耐久性③希少性は満たしていると考えられますが、①の美しさはどうでしょうか。
現代では、ダイヤモンドと言えばキラキラ輝く光の石というイメージが定着していますので、①も難なくクリアしているようですが、実はダイヤモンドが「光の石」と言われるまでには長い長い歴史を見ていかなければなりません。その部分についてはまた次回ということで、ダイヤモンドは美しく耐久性に優れ、唯一無二と言える希少性を備えていることから宝石と言われ、その多くある宝石の中でも、この条件に特に優れていることから、「宝石の王様」と言われているんですね。
「宝石の王様」ならば婚約指輪にピッタリじゃないかと即思ってしまうのは、話が簡単すぎるので、さらに続けていくと、婚約指輪というだけあって、プロポーズにはダイヤモンドの付いた指輪を贈るというのが一般的です。装身具の起源について
指輪、いわゆる装身具の起源は何かというと、①呪術起源説②ホモルーデンス説③自己異化説④自己同化説の4つになります。
①の呪術起源説は一番よく言われます。お守りや魔よけの意味を持ち、身に着けることでその効果を得るものや、宗教的な祭事に使われます。
②のホモルーデンスとは、人間の自由を表すもので、身を飾る欲求や自由な思いが起源になっているというもの。
③の自己異化説とは、自身が他者とは違うものであることを表すために身に着けたという説です。他者よりも魅力的に見せるや他者よりも豊かに強いものであるように見せるという意味です。
④の自己同化説は勲章のように自身が他のコミュニティに属するものであることを表すために用いられた、などです。どの起源をとっても、その宝石を身に着ける意味を感じることができますよね。ダイヤモンドはこのどの起源説をとっても最適な宝石と言えます。それはまずダイヤモンドが固いからです。固いということは有名なことと思いますが、宝石の中で一番固い宝石がダイヤモンドなのです。なので、お守りとしても願いを叶えるものや、1番を表すものに最適です。そして、最も輝くこと、太陽光から発せられる光を七色に分光して輝きます。その一番の輝きが「宝石」を身に着ける最大の魅力となるので、やはりダイヤモンドは身に着ける宝石として、最上位にあると言えると思います。
ではエンゲージリングに適しているのかですが、ここまでのことを考えると、ダイヤモンドが最適なのではないかとなるわけです。