サムシングフォーという言葉を聞いたのですが、詳しく教えてください。
マザーグースという、イギリスやアメリカなど英語を母国語とする国で昔から子供たちへ語り継がれてきた童謡はご存知でしょうか?
日本でも馴染みのある「メリーさんの羊」や「きらきら星」もマザーグースから来ています。
マザーグースの歌は、それぞれに独特の世界観があるものばかりで、不思議な言い回しによって、子供たちは言葉を覚えたり、数字を覚えたり、習慣を学んできたそうです。
また。歴史的な出来事や、その時代の背景とも深く関わっていて、子供向けの「わらべ歌」とは違って、大人と子供が共有し、生活に根付いた文化です。
そのマザーグースの物語の中で語り継がれてきた、花嫁が幸せになるためのおまじないが、『サムシングフォー』です。
Something old,something new,
(なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの)
Something borrowed,something blue,
(なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの)
And a sixpence in her shoe.
(そして靴の中に6ペンス銀貨を)
【古いもの】は、祖先から幸せを受け継ぐため。たくさんの愛のつながりの先に自分たちが連なっていることを実感するために、母や祖母から「なにか」を譲り受けるということです。
【新しいもの】は、新しい人生を踏み出す今、手と手を取り合い一本道を一緒に歩み始めるために、新しい「なにか」を用意するのです。
【借りたもの】とは、隣人から幸せを分けてもらうことに繋がります。今のこの幸せはたくさんの人に支えられていることを忘れないために、親しい人から「なにか」を借りるのです。
【青いもの】は、ずっと清らかな気持ちを持ち続けること。悲しいときや、楽しい瞬間、ふたりで結婚を決めたときなどをいつまでも忘れないように、青い「なにか」を目立たないところに身に付けます。
そして、【6ペンス】とは、ふたりのこれからの暮らしに富と繁栄がもたらされ、心にゆとりがもてるお守りとして、花嫁の左の靴に6ペンス銀貨を忍ばせるのです。
BROOCHには、このサムシングフォーのひとつ、【サムシングブルー】がテーマになっているブライダルブランドがございます。
その名も、まさに『Something Blue』です!
この「Something Blue」のリング全モデルに、幸せになるためのおまじない「サムシングブルー」となる、ブルーサファイアをセッティングしています。
なので、男性にも女性にも一石ずつ着いてるのです。
しかも、ブルーサファイアには、「高潔・慈愛・誠実」という石言葉がありますので、これもご結婚にふさわしいメッセージですね。
デザインも、ストレートシンプルから華やかウェーブ、V字、平打ちのカッコいいデザインなど、豊富に揃っておりますので、是非BROOCH店頭で手にしてお確かめください。