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結婚指輪の素材 プラチナってどんな金属ですか?

プラチナってどんな金属?

ご質問ありがとうございます。

 

Sozai

プラチナは人類の有史以来、地球上のすべての採掘量を合わせても2階建てバス1台分しかないとされています(6m四方の立方体)!!マリッジリング1本分のプラチナは約3グラム、プラチナの原鉱石約1トンから採掘されるプラチナの量が約3グラムですのでマリッジリングのメンズとレディースで約7グラムとすると…プラチナの原鉱石は約2.1トン必要という事になります希少性が高い。素材であることがここで分かりますよね!
地下1000Mクラスの鉱脈から採掘された後、(原鉱石の中に僅かにしか含まれない為)精錬に約8日も掛かる大変貴重な貴金属がプラチナです、プラチナは日常生活で変質・変色する心配もなく、いつまでも美しい白さを保つことができます。
温泉の硫黄分や漂白剤、プールの塩素、汗などを気にする必要もありません!変色することのない純粋な白色はご結婚のイメージにピッタリな素材として選ばれています。

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プラチナの純度は1000分率で表記します、プラチナ950ならプラチナ95%とほかの金属(大体の場合パラジウム))5%の合金のことを指します。婚約指輪・結婚指輪で使われるプラチナの純度はプラチナ950が一般的です。
日本国内では85%以上の割合でプラチナを含む貴金属はプラチナと名乗る事が出来ます、Pt950というと1000分の950が純プラチナ残りの50がパラジウムという金属を割金として使用されることが多いです。

95%・・・純プラチナ

5%・・・・純パラジウム

という事ですね、パラジウムは昔から歯医者さんが銀歯の素材として使ったりするほど人体には安全で安定した金属です。プラチナと同じ白金族の仲間なので、見た目の色味もプラチナと変わらないため割金にピッタリの素材です!ところがこのプラチナ950は鋳造加工の際にガスが沢山出て金属表面にガスの気泡が沢山出てしまう(いわゆる『ゴマ隙』がたくさん出る)ことや、何といっても純度が上がることで硬さが出ないので…変形に弱く簡単に曲がって壊れてしまうなど…作るには熟練した職人の技術が必要なんです。

プラチナは宝飾用よりも車のエンジン等の産業に使用されるのがほとんどの為、車の販売台数に価格が左右される傾向があるので、今後も後進国の車マーケットは注意して見る必要があります。プラチナギルドインターナショナルはプラチナの基準純度を950に定めています…が実際にはマーケットではいまだ浸透しているとは言えない状況です。一生に1本の結婚指輪なので、希少性の高い純白の素材にお二人の想いを重ねて着けていくのがロマンチックで素敵だなと思います。