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世界最高の研磨技術で仕上げたダイヤモンドが新潟で手に入る?

美しいダイヤモンドはアントワープブリリアント
買えます!ブローチ新潟では世界最高の研磨技術で仕上げた上質アフリカ産ダイヤモンド原石を専門に扱うダイヤモンドカッターズブランドAntwerpBrillinat(アントワープブリリアント)を新潟県内で唯一正規取扱。しかもアントワープブリリアントギャラリーという銀座直営店と同等の品揃えで限定商品までを取り扱っている特別なお店なのです。
想いを込めたプロポーズを世界で最も美しいダイヤモンドで行う事が出来るのです。ブローチ新潟の店頭でも多くのお客様を魅了するアントワープブリリアントのダイヤモンドの輝き。それをプロポーズに贈る事が出来るのです。ご自身の目で見て確かに美しいと感じたダイヤモンドを贈る事は自信にも繋がりますし、贈られた女性も自信に満ちたご主人からプロポーズされたら幸せになると思います。
さて、ではどうして新潟のブローチにそんなすごいダイヤモンドが品揃えされているのか?を少しご案内したいと思います。

「ダイヤモンドの美しさは研磨者の腕前と原石の品質で決まる」

ダイヤモンド業界に長く伝えられる格言です。
ダイヤモンドの国際的な品質基準4Cは皆さんご存知でしょうか?ダイヤモンドの4Cは価値基準の指針として様々な店舗で説明されています。私も宝石学を習い始めたころ、特にダイヤモンドでは4Cについてかなり勉強しました。しかし、同時に4C評価では低評価となってしまうダイヤモンドの中に何とも言えない美しい個体が有る事や、4Cグレードでは高評価でも、美しさはそれ程でも無い、と感じるダイヤモンドが有る事も自分の感覚として解っていました。
BROOCHは新潟で長く商売していますので、原産国やダイヤモンドのサイトホルダーとも取引が有ります。しかし同時に国内のダイヤモンド取引業者も多く取り扱います。様々な産地、様々な腕前の研磨者が仕上げた、様々なダイヤモンドがブローチには持ち込まれていました。ブローチには当初、同グレードでも様々な素性のダイヤモンドが集まっていたのです。
それはカラーダイヤモンドで特に顕著で白いダイヤモンドでは最初とても分かり難かったと記憶しています。しかし、毎日毎日ダイヤモンドを検品していくうちに「あれ?このダイヤモンド綺麗だな」と言う個体が判るようになってきたのです。4CグレードがDカラーVVS1の3EXダイヤモンドは確かにどれも美しいのですが、その中でちょっとだけこっちの方が綺麗な気がするな、と言うような一種好みの様な感覚がハッキリとしてきました。
ある日、その事をBROOCHのダイヤモンド仕入れ担当でもあるディアマンテールに相談したところ、彼も同じような感覚が有ると言ってきたのです。それは同4Cグレードでも個体によって輝度や明るさ、そして何より虹色の分散の仕方、ブリリアンスに違いが有り、明らかに美しさは異なると言う事でした。

コントラスト豊かで美しいハート&キューピッドのダイヤモンド
ランオブマインという考え方

ランオブマインはダイヤモンド原石の鉱山毎の特徴を示す業界用語です。研磨済みダイヤモンドは国際基準4Cで希少性が評価され、最終的な価格は4Cによって決定されています。ではダイヤモンド原石を取り扱う際に原石の価格はどうやって決めているのでしょうか?
現代のダイヤモンド取引では原石をレーザースキャンする事で加工前にどんな4Cグレードのダイヤモンドを削り出す事が出来るのか?を看破する事でが出来るようになってきました。しかし1990年のレーザー技術確立前は原石を見て価値を判断し研磨する前に価格を決めていたのです。
ダイヤモンドの設計図はレーザー技術で確立
そうしたダイヤモンド原石をみて価値を判断する際にそのダイヤモンドの出身鉱山は大切な判断要素でした。業界用語で「プレミア」や「ウェッセルトン」は原石の品質を指す用語なのですが、語源はダイヤモンド鉱山の名前です。その鉱山産出のダイヤモンドは高品質であるという意味で使われていたのです。
実際にダイヤモンドの品質は鉱山毎で特徴が有り高品質な鉱山では上質な研磨済みダイヤモンドが産出しやすく、低品質な鉱山かた上質なダイヤモンドは出現しにくいのです。
現在も欧州の宝飾ブランドでは「ウェッセルトン」等の用語でダイヤモンドの品質を表現するブランドも在ります。
BROOCH新潟の取り扱いで見るとドイツ鍛造結婚指輪ブランドのクリスチャン・バウアーは使用するダイヤモンドを「トップウェッセルトン(TW)」と謳っています。これは原石が高品質だという意味です。
ダイヤモンドは直近で2~5億年古い物で地球誕生の46億年前に結晶しています。何かのタイミングで地上へマグマと共に吹き上がり、それから発見されるまで長い時間がかかります。その間にダイヤモンド原石が受ける様々な影響はダイヤモンド原石の外観に影響を与えます。その影響を見極めるのがランオブマインなのです。

ディアマンテールの意見

ダイヤモンドの美しさは原石の品質で決まる
ブローチ新潟のダイヤモンド仕入れ担当者が最初に社会人として入社した企業はベルギーアントワープのサイトホルダーです。
そこでダイヤモンドの品質仕分けを行うアソーターに任命され毎日膨大な量のダイヤモンドを検品する仕事に従事したのです。毎日毎日検品を重ねてダイヤモンドを仕分けしていると、有るダイヤモンド研磨アトリエから仕上がってくるダイヤモンドが、どれを見ても「それ」と判る美しさを持つ事が判ってきました。
当時所属するダイトホルダーは世界中のダイヤモンドを取り扱っており、産地について完全にミックスされている状況でした。原石の売買に携わっていれば少しは判ったかもしれませんが、ブローチのディアマンテールは研磨済みのダイヤモンドだけを仕分けるアソーターですので原石の産地については聞かされていませんでした。それでも”その”アトリエから仕上がってくるダイヤモンドは際立った美しさを持ったダイヤモンドだったのです。
最高グレードの四角いダイヤプリンセス
そのアトリエは後にアントワープブリリアントの専属研磨師に指名される超絶技術を持つ研磨師フィリッペンス・ベルト氏のアトリエでした。
ブローチのディアマンテールはダイヤモンドの仕上げを行う研磨師の腕でダイヤモンドの見た目がここまで変化するのか?と驚いた経験を持っていたために私の質問に激しく同意すると共にダイヤモンドの美しさが仕上を担当する研磨者の腕前で決まると言う事を肌感覚で理解するようになっていったのです。

上質なアフリカ大陸産のダイヤモンドを世界最高の技術で磨き上げる

ダイヤモンド原石BROOCH
ダイヤモンド原石の価格は鉱山毎にカラット当たりの平均値が産出されています。その為、世界のダイヤモンド鉱山を比較した際に明らかに高品質となる産地がいくつかあります。レソトなどが顕著な例ですが、上質で知られるダイヤモンド鉱山の1つがボツワナ・ジュワネングです。
総じて上質なダイヤモンドを産出するアフリカではボツワナの他にナミビア、レソト、南アフリカ、ジンバブエ、コンゴ等がダイヤモンド産地として知られています。そのどれもがオーストラリア等の他産地よりもダイヤモンドのカラット当たりの評価価格が高く上質と言えます。
ブローチでは新潟のお客様に世界中の美しい宝石を届けるというミッションの元、創業した昭和19年からさまざまな試行錯誤を繰り返し現在、ボツワナに本拠を構えるデビアスグループからダイヤモンドの供給を受ける事が出来るようになっています。
ダイヤモンドはサイトホルダーを指定して鉱山会社から仕入れています。
しかも、デビアスグループから供給されたダイヤモンド原石をディアマンテールも惚れ込んだ研磨師フィリッペンス・ベルト氏の研磨アトリエで仕上げるダイヤモンドブランド「アントワープブリリアント」の取り扱いを新潟で唯一行っています。
アントワープブリリアントは原石の品質が高く、指名する研磨者の腕前が世界レベルのダイヤモンドブランドです。ダイヤモンドはトレーサビリティが大切と言われて久しいですが、いまだにその産地については鑑定鑑別機関では保証する事が難しい現状が有ります。実際にダイヤモンド原石を鉱山から買い付けて、それを研磨して輸入して居る人でなければ正確なトレーサビリティについて語れないのが現実です。

永遠を誓う愛の象徴は世界平和に資するべき

ダイヤモンドのブリリアンスはコントラストとシンチレーションが大事
2022年2月にはロシアによるウクライナ侵攻等が有り、専制主義的なロシアの軍事行動は世界中から非難を浴びていますが、日本で流通するDカラー等の高品質ダイヤモンドの大半がロシア産である事は皆さんご存知でしょうか?産地の確定できないDカラー等のハイカラーは殆どがロシアやサハ共和国など北半球のダイヤモンドです。
ロシア産ダイヤモンドの場合、研磨地も中国である事が多く、研磨済み宝石への開発において社会主義的な繋がりの地下資源で有る事も見逃せません。専制主義的な思想の国の利益になる事が良い事か悪い事か?は、この場では結論しませんが、少なくともダイヤモンドのトレーサビリティは今まで以上に大切になると思われます。
またダイヤモンド原石の産出地や研磨地・研磨者を知る事はダイヤモンドの美しさを判断する上でも重要な項目となっているのです。
世界で最も美しいダイヤモンドはその産出から開発背景まで美しくあるべきであるとブローチ新潟では考えています。