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フラージャコーの指輪はなぜ高いんですか?

フラージャコーはスイスの高級ブランドで、結婚指輪の平均的なご予算に比べれば、確かにたかいのかもしれません。
しかし、その造りの素晴らしさと職人の腕、フラージャコーとはどんなブランドなのかを知っていただくことができれば、きっとご納得できると思います。
フラージャコーはおふたりの特別な結婚指輪を固く強く・・・永遠のものに仕上げるブランドです。
着け心地が良く丈夫な結婚指輪
まず、フラージャコーを語るには歴史から話させてください。
1858年、ひとりのゴールドスミス(貴金属細工師)が、ジュネーブで宝飾店を開きました。店主の名は、ジャン・ジャック・アルベンツ。その後しばらくして、彼は、ライン河に臨むスイスのシャフハウゼンにアトリエを備えた小さな宝飾店を構えます。世界最高の手工芸技術を誇るフラー・ジャコーの歴史が幕を開けた瞬間です。
彼がシャフハウゼンを選んだのは、この地が中世以来“宝飾の街”として金属工芸が盛んであり、同時に有能なクラフトマンを見つけやすいという稀有な環境を見極めたからでした。彼の優れた先見性、独自の創造性、そして高い技術力は名声を築き、アルベンツの宝飾店は、開店後わずか1年にして10人もの職人を抱えるまでに成長しました。

そんなフラージャコーの結婚指輪は「ゴールドスミス」と呼ばれる職人がつくっています。フラー・ジャコーが高いクオリティーを維持している理由の一つに「ゴールドスミス」の存在があります。ゴールドスミスは直訳すると「金細工師」となりますが、現在では金よりさらに取り扱いが難しいプラチナの細工も行っているため、「貴金属細工師」と訳します。ゴールドスミスの資格を取得するまでには国家試験を合格しなければなりません。フラージャコーのアトリエには数十年にわたって技術を磨いてきた「ゴールドスミス」がおり、製品の製造に携わるだけでなく、若いゴールドスミスへの宝飾技術の伝授も行っています。
このゴールドスミスになるためには国家試験を14歳で受けねばなりません・・・・!!
小さいときから職人を目指したものだけ、ゴールドスミスになることができ、そしてそんな選ばれし職人だけがおふたりの結婚指輪をお作りできる・・・・・!!素晴らしいことですよね( *´艸`)
鍛造製法硬くて丈夫な結婚指輪
さらに気になるのは一生ものの結婚指輪ということ、フラー・ジャコーでは、末永く結婚指輪をお使いただくため、「鍛造(たんぞう)」という製造方法によって作られた金属素材を採用しています。
一般的なアクセサリーは、主に鋳造(ちゅうぞう)という製法によって作られていますが、これは型に溶かした金属を流し込む作り方で、主に繊細なデザインを得意とし、一度に多くの生産が可能なためアクセサリーなどに多く用いられています。一方、鍛造製法は金属素材を何度も高圧で圧縮・練り込みを行うことで、金属の強度を高める製法です。フラー・ジャコーでは、この高い密度の金属素材を打ち出し、つなぎ目がなく一体となった強いリングとなる作り方(ワッシャー製法)を採用しています。鍛造製法に関しては、製造工程が多いため大量生産には不向きですが、フラー・ジャコーでは、長い時間をともに過ごすという結婚指輪の特性を鑑み、すべての結婚指輪で鍛造製法を採用しているのです・・・・!!!どうでしょうか??

ここまでこだわり抜かれたフラージャコーが、何となく高くなる理由が分かりますね( *´艸`)
そして鍛造製法は通常の金属の倍以上の金属を使うので、地金代がかかるのです。その分しっかりとした結婚指輪にふさわしい出来になっております(*^-^*)
ぜひおふたりも実物を店頭にてお確かめください(*^-^*)