これからプロポーズをしてみようと決意した男性に、プロポーズにおすすめな、女子が喜ぶデザインのヒントを伝授しよう。
とはいうものの、プロポーズにおすすめなデザインとはかなり限られているようににも思う。断トツ人気はやはりシンプルだ。そもそもプロポーズで贈る婚約指輪(エンゲージリング)といえば、ダイヤモンドがメインなので、その中央のメインのダイヤモンドがいかに目立つかが、指輪選びの基礎になっているように思う。
サプライズプロポーズに必要なポイントを押さえよう
サプライズプロポーズといえば、男性が意中の女性の前にひざまずき、小さなジュエリーケースをパカっと開いて、「僕と結婚してください」というシーンが連想できる。ハワイなど旅行先でのプロポーズならばなおさら思い出深いシーンになるはずだ。その後、女性はその箱に入っていたダイヤモンドのエンゲージリングを左手の薬指にはめて、しっかりとその輝きを確かめて、「はい、よろしくお願いします」と答えるのだ。この手の想像では、大きく輝くダイヤモンドがメインで記憶に残るので、実はそのダイヤモンドを固定している指輪のデザインは記憶に薄い。
女性がこの後、身に着け続ける結婚指輪(マリッジリング)、婚約指輪(エンゲージリング)を選ぶ際、まず悩むポイントはデザインだ。しかし、特に婚約指輪(エンゲージリング)においては、実はデザインよりもダイヤモンドの方が記憶に強く残るものなのだ。そうなると、指輪のデザインはなんでもいいのか、ということになるが、そうではない。やはりデザインが凝っているから、ふたりだけの特別感を感じることができるし、自分だけに特別に選んでいただいたものという感動を実感できるのだ。
ハワイアンジュエリーは手彫りの美しさで選ぶ
ハワイアンジュエリーは、彫金師が金属面に鏨(たがね)を当てて、力をかけて押し込みながら彫り進めていく技法だ。職人の力加減で彫りの輝きや見え方が変化する。彫り込まれた金属部分が深く鋭くなると、強い輝きが出る。優しく柔らかく当てると、彫った面の輝きは柔らかく明るくなる。柄や柄との繋がりで、かける力を加減しながら彫り込むことで、ハワイアンジュエリー独特の美しい模様が浮かび上がるのだ。
貴金属製品の技法で彫りは古くから存在している。鏨(たがね)の当て方で滑らかな曲線や、彫り面をあえて強調するようにするなど、同じ金属でも彫や、仕上げを入れることで、表情が様々になる。貴金属といわれる金やプラチナに飾り彫りを入れることで、そもそも経年劣化しずらい金属に表情を出し、長く使えるような仕上げを入れていくのだ。
こういった手彫りが施されたハワイアンジュエリーは、何といっても職人の技術力が重要になる。彫り込む力加減ができる職人と、できない職人ではハワイアンジュエリーが仕上がった際に、光の陰影の美しく彫られた花や風の柄が躍動的に映るか、せっかくの手彫りが単調に仕上がるかが決まってしまう。ハワイアンジュエリーは自然界にある物をモチーフとして彫っていくので、彫りの加減が特に重要なのだ。
こだわりのハワイアンジュエリーでプロポーズ
前述の通り、ブライダルジュエリーは、デザインや形も重要だが、その最も重要にされる部分は、中央のダイヤモンドであり、結婚するふたりのストーリーにある。結婚指輪(マリッジリング)は「結婚しよう」という決意が、途切れない「円」のように永遠に続いていくように願いを込めて「円」を贈る。ハワイアンジュエリーはその途切れない「円」に彫柄が途切れず全周に施されているのでふたりの幸せを願う品物にぴったりなのだ。
プロポーズでダイヤモンドの婚約指輪(エンゲージリング)をいただいたり、結婚でふたりこだわりの結婚指輪(マリッジリング)を交換した後、ふと自身が付けている指輪に目をやると、想いの込められた手彫りや、全周に途切れず彫られた彫柄が、いつまでも美しく身に付いていることに感動できる。ふたりの結婚が、運命に導かれたこだわりの出来事であるからこそ、ふたりの結婚記念品はこだわりのハワイアンジュエリーがお勧めなのだ。