【にわか】婚約指輪(エンゲージリング)はかわいくないといけないのか、真相解明
婚約指輪(エンゲージリング)とは男性から女性へ、結婚の決意の証としてプロポーズの言葉と共に贈るダイヤモンドの指輪だ。贈る側の男性は、当然着けてもらう女性に気に入ってもらえるものを贈りたい。
プロポーズがサプライズプロポーズである場合、贈る婚約指輪(エンゲージリング)のデザインは女性の好みを想像しながら選ぶことになる。男性にとってこのデザイン選びはかなり困難なものらしい。女性からすると、心のこもった「かわいい」と思えるものを選べばいいだけ、と思うが、男性からするとこの「かわいい」ものが厄介なようだ。
女性は基本的に何に対しても「かわいい」を使う。「かわいい」ものに対してであればわかりやすい。例えばピンク色やレースの入った洋服。これは誰が見ても「かわいい」とわかる。ただ、こういったわかりやすい「かわいい」は好みがあるし、「かわいらしい」の方がしっくりくる。一方で、総評として「かわいい」ものがある。犬、猫など動物全般、花、メディアに出ている女性(頑張っている女性)、メイク道具、キッチン用品など上げていくときりがないが、生活のあらゆるところに「かわいい」ものはあふれている。「かわいい」は自身が良いと受け入れられるもの全てに充てることができる用語なのだ。
「かわいい」の判断はどこから来るのか考えてみると、【にわか】ならではの理由が見えてくる。ブライダルジュエリーブランド【にわか】が本店アトリエを構える京都は794年に平安京として都が置かれ、そこから徳川の時代まで1200年余りもの間栄えた日本の古都である。その平安京の時代に、清少納言が枕草子の中で書いている情景に由来できるのではないかと思う。「春はあけぼの。ようよう白くなりゆく、山ぎはすこしあかりて、紫だちたる雲のほそくなびきたる。・・・」が有名だ。春はあけぼのが良い。徐々に白くなっていく、山際が少し明るくなって紫色の雲がたなびいている情景が良い。という意味だ。この「良い」は誰が見ても「良い」ものを指しているから共感できる。この共感がポイントなのだ。その枕草子の中に「うつくしきもの」がある。これが「かわいらしいもの」、ここでいう、「かわいい」ものなのではないか。何処か温かく見守りたくなるような、応援したり支持できるも、見ていて元気の出るのはみんな「かわいい」。
女性は「かわいい」ものが好きだ。それを見て元気をもらえるからだ。つまり婚約指輪(エンゲージリング)はどんなデザインであっても「かわいい」のだ。女性が見ているのはデザインではなく気持ちなのだから。
【にわか】のかわいいデザイン花咲(はなえみ)エンゲージリングのここがすごい
【にわか】の婚約指輪(エンゲージリング)結婚指輪(マリッジリング)はひとつひとつのデザインに日本の美しい情景を込めた名前と詩が付いている。中でも桜をテーマにした婚約指輪(エンゲージリング)結婚指輪(マリッジリング)は桜の持つ、始まりを伝える生命力と、淡いピンク色の華やかさと、儚く散ってしまう美しさを感じさせる人気のデザインとなっている。
その中に花咲(はなえみ)がある。「花咲くような、君のほほえみ」という詩が付いている。山桜をモチーフにしたシンプルな1石タイプのダイヤモンドエンゲージリングでウデといわれる指輪部分にライン上にメレダイヤモンドがセッティングされている。「あなたに微笑む」の花言葉を持つ山桜をデザインした婚約指輪。咲きかけのつぼみをダイヤモンドに見立て、花が咲くような笑顔を意味する「はなえみ」という名前をつけてある。
山桜は現在我々が公園などで見かける桜の品種、ソメイヨシノではなく、山に自生する桜の樹で、昔の人はこの山に咲く桜を見て春を感じ、愛した桜の樹なのだ。木々が芽吹く前に、山の中でひっそりと咲く上品な花が美しい。開花のタイミングも樹によってばらつきがあるので、山の裾野から徐々に花が咲き始め、山の斜面を薄ピンク色に染めていく。見るとおもわず顔をほころばせてしまうような幸福感が山桜にはある。
花咲(はなえみ)は徐々に山をピンク色に染めて埋め尽くすところが、まるで男性の気持ちをパートナーへの想いで埋め尽くしているようでなんとも素敵だ。上品なダイヤモンドラインのデザインは、一生ものにふさわしいどんな女性にも合わせられる美しさの振り幅が魅力だ。