ブルーサファイアが好きです!サファイアとはどんな石なのでしょうか??
こんにちは!!!
ご質問いただきありがとうございます・・・・!!(*´▽`*)
ええと・・・何々???「ブルーサファイアが好きです!サファイアとはどんな石なのでしょうか??」
とのことですね・・・・!!!!!ありがとうございますっ!
ブルーサファイヤ・・・・・本当に美しく魅力的な宝石です・・・・・・・!
ぜひサファイヤの魅力について、語らせてください・・・!!!!
まず!サファイアとは、「青」を意味するラテン語の「サッピールス(sapphirus)」に由来しています。日本名でも「蒼玉(青玉)せいぎょく」と呼ばれ、色を意味する和名がつけられるほど、青という文字が印象づけられているんですね・・!!
一日のうちのいろいろな空の色をしていることから「天の宝石」、「空の宝石」と呼ばれることもあります。
なんだかすごくロマンチックな呼び名ですね!!!
頭に何の言葉もつかないサファイアは通常、ブルーサファイアのみを指します。他の色のサファイアは頭に色の名前がつき、総称で「ファンシーサファイア」と呼ばれています。
古代旧約聖書の中で書かれているサファイアとは、ラピスラズリ(和名は瑠璃)を指しており、サファイアとは特定の石の名前ではなく、古代では青い石全体を意味していたと言う記述もあります。
そのためかサファイアは、一般的に青色のイメージを強くもたれていますが、実際は青以外にも多くの色相をもつ石なのです。
古代の人々は、自分たちの住む世界は巨大なサファイアの上にあり、空の青さはサファイアの大地を映した色であるとし、空気を敏感に感じるサファイアは、天候によって光り方が変るのだと信じられてきたといいます。
すごい話ですよね・・・!
サファイヤのブルーのイメージから、海の石・・・・とかだったら想像できるのですが、昔は逆で、大地であるサファイヤが青いから、空が青いと思われていたのです・・・・・!!!すごく不思議!!
またサファイアは、王族や君主を危害やねたみから守るという意味もあり、古代より指輪や冠として重宝されてきました。
伝統あるイギリス王室でも、王冠やティアラなどの宝飾品に多く用いられています。故ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた婚約指輪が、サファイアであったことでも有名ですよね(*´▽`*)
では、そんなサファイヤにまつわる逸話や伝説が無いか、調べてみましょう!(`・ω・´)
それがこちらです!
ブルーは男女ともに人気の色で、心理学的には思いやり、平穏、忠誠の色とされています。
伝説によると、サファイアを最初に身につけたの は、ゼウスが敵対していたプロメテウスでした。プロメテウスは人間のために天から火を盗んだカウカス山で、サファイアの石を採ったといいます。
古代ペルシア人は、サファイアは地球を支える台座のかけらであり、その反射で空が青く見えると信じていました。(先ほどの話しですね!)
サファイアは、聖書ではモーゼに与えられた12ある「火の石」のひとつであると述べられており(エゼキエル書28:13-16)、アーロンの胸当てにはめ込まれたとされています(出エジプト記28:15-30)。(ブルーだけど火の石・・・カッコイイです!)
また、エルサレムの城壁の土台に飾られた12の宝石のひとつであり(ヨハネの黙示録21:19)、キリストの十二使徒、聖パウロのシンボルで もあります。
純潔の護り手であるサファイアは、真実、誠実、忠誠のシンボルで、身につけていると平和、喜び、英知を授かると考えられています。(なんて素晴らしい石なんでしょう・・・!)
古代のシンハラ族はサファイアの中には知恵の力が含まれていて、サファイアを身につけた人が困難に直面したときに、このジェムストーンのパワーが正しい解決策を見つけてくれると信じていました(>_<)
インドでは、サファイアを水に浸すと秘薬になり、サソリやヘビのかみ傷に効くと信じられていました。
また魔よけのペンダントとしてつければ、悪霊から守ってくれるとされていました。 ビルマ(現ミャンマー)に伝わる次の伝説は、サファイアと忠誠心との関係をよく表しています。
今では、そんなことできるはずない・・・・!と思うこともありますが、そんな伝説が信じられるくらい、サファイヤには不思議な魅力があったのでしょうね(*´▽`*)
太古の昔、黄金の髪とサファイア・ブルーの瞳を持ったツン・キャン・クセという女神がラオツン寺院に穏やかに祀られていました。
寺院の高僧ムンハは、緑の目をした愛猫のシンを連れて、毎日この黄金の女神に祈りを捧げていました。ある日寺院が凶悪な集団に襲われました。ムンハが床に投げ飛ばされ、シンは飼い主を守ろうと彼の胸元からその強盗に激しく飛びかかりました。悪者らは恐怖で叫びながら逃げて、戻りませんでした。そしてその勇気をたたえ、黄金の女神はシンに自分のサファイア色の目を与えまし た。それからもシンと同種のネコが寺院を守ったのです。
この寺院は現在もあり、美しい青い目をしたシャムネコ(通常はこの種類は緑の目をしている)が飼われていま す。何百年もの間、ブルーサファイアは婚約あるいは結婚指輪として人気がありました。
ステキな伝説ばかりですね・・・!
つづいてサファイヤの産地についてですが・・・・
ブルー・サファイア秀逸の色と云えば、インド・カシミール産サファイアの「コーンフラワー・ブルー」カラーですね!!
限りなく深く、限りなく濃く、そして限りなく明るい青色の由来源となっているコ―ンフラワーCornflower(矢車菊)とは、一体どんな花なんでしょうか???(`・ω・´)
皆様想像できますか???私はコーンフラワーという名前から、トウモロコシみたいに黄色い花かと思っていました(笑)
キク科の1年草で、背丈は約40センチ。葉と茎は白いうぶ毛で覆われ、夏だけ咲く花の色合いは濃青色だけでなく、何とピンクや紅色に咲く品種もあるそうです(主産地は北ドイツ)。
また、よく混同される「矢車草」は英名でRodgersia、ユキノシタ科多年草、背丈約1メートルで、花の色は白。まったく別の植物です。矢車菊を実際見た人が殆どいないためでしょうか、「コーンフラワー・ブルー」の色の記憶はいつしか神格化され、“カシミール産絶滅説”も相まって、いま世界の宝石界では、「入手不能カシミール・サファイア伝説」となっています(;O;)
現在流通しているサファイアの大半は、「加熱処理」という人の手が入って、そのカラーと透明度が確保されています。
サファイアの融点ぎりぎりの1800度で長時間の高温加熱処理を経て、より透明でビロードのようなヴェルヴェティ・ブルーを実現しています。
近年、処理技術はますます先鋭化・高度化し、「表面拡散加熱処理サファイア」なる新顔も登場します。ベリリウム等の異金属元素を物理的に加熱ルツボ内で取り込んで、石表面をリム状にコーティングするように石を生れ替えらせる・・・ある種の“宝石再結晶”加工技術とも云えそうな表面拡散処理サファイアの出現は、世界の宝石界を驚かせたそうです・・・・
もとより、天然ブルー・サファイアに付きものの内包物はルチル(酸化チタン)です。石の中にシルキーな光の束を演出し、石を丸くカボションに研磨すると、時として光の束が六方星型にくっきりと浮かび上がります(アステリズム効果)。「スター・サファイア」は、他のカラー・サファイアには見られないブルー・サファイアだけの得意技です(`・ω・´)
いかがでしたでしょうか???
ブルーサファイヤについて、深く知っていただけたでしょうか??
他にも様々な魅力が詰まっているのがブルーサファイヤです!!
ぜひサファイヤの魅力を深く知っていって下さい・・・!