誕生石が色鮮やかで好きです!!意味や逸話などあれば教えてください!2
誕生石の意味や逸話を知りたい!
こんにちは、ご質問ありがとうございます。
誕生石についてですが、前回1月から6月までご紹介させていただきました♪
今日は続きの7月から12月までをご紹介いたします。
それぞれ深い意味や神話がついていて素敵でしたよね・・・・・・!!!!7月の誕生石「ルビー」について
名前の語源は、ラテン語の”赤”。サファイアと同じコランダムという鉱物のひとつですが、コランダムにはさまざまな色があり、赤色のものをルビー、それ以外のものはすべてサファイアといいます。この鉱物が示す赤は太陽や火を象徴し、不滅の炎と例えられ、勝利と成功を収めるお守りとして、戦士が身に付けていたとされています。また、情熱や深い愛情に恵まれ、肉体と精神の健康維持に役立つといわれています。
意味は何と言っても
情熱・仁愛・威厳・・・!!!
情熱が伝わってきますね・・・・!!!!
すごく深い赤がきれいな石なので、誕生石ではないけどルビーが好き!!という方も多いのでは???
そんなルビーの最高色は「ピジョンブラッド」と呼ばれますピジョンブラッドは鳩の血の色を意味する言葉です。文字通り湧き出す血の様な鮮烈な色をしています。しかもピジョンブラッドはミャンマー産に限って付ける事が出来る名前で他の産地からはピジョンブラッドは産出しないのです。ルビーの産地による美しさと色合いの違いについてはまた別の機械に書きたいと思います。この度BROOCHではピジョンブラッドルビーの中でもさらに希少な「ゴールデンレッド」という色合いの特別なルビーを3ピース入手しました。興味のある方は是非お問い合わせください。
ちなみにルビーの赤は着色しているわけではなく内包するクロムによって赤色以外のすべての色が吸収された結果反射する赤色だけが目に色として入ってくるという理由で赤く見えています。1990年にはルビーのこの特殊な性質を利用してレーザー光線が開発されました。8月の誕生石「ペリドット」について
薄黄緑色が可愛い美味しですね!
ペリドットは「オリビン(かんらん石)」の一種で、オリーヴの葉の色に似ている金色がかったライムグリーンから豊かな萌黄色をしています。
ペリドットの語源は、13世紀の中期英語の「明るい点・ボタン」を意味する単語「ペリドート」が由来という説。フランス語で「不明な」を意味する「ペリトー」を語源とする説。ギリシャ語で「豊富」を意味する「ペリドナ」を語源とする説。アラビア語で「宝石」を意味する「Faridat(ファリダット)」を語源として古フランス語で Péritot と呼ばれた説が有力です♪紀元前1500年にエジプト人が紅海に浮かぶザバルガド島で採掘を始めて以来、太陽神ラーの金色の光を受け継いだ「太陽の宝石」と呼ばれ、危険から身を守ると信じていました。スミソニアン博物館蔵の世界最大のルースを始めとして、世界の博物館や王室の宝飾品を飾る巨大なペリドットの大半はここから採れたものです。
プトレマイオス朝の時代、この島は”Topazos”島と呼ばれ、採集された緑の宝石は18世紀までトパシオンと呼ばれていました。
夜にも明るい緑の光を放つペリドットは、ローマ人には「夕べのエメラルド」と呼ばれました。中世の人々は、エメラルドとペリドットを混同し、200カラットのドイツのケルン大聖堂での三聖王の神殿を飾る宝石をエメラルドだと信じていました・・・・ハワイのオアフ島の岬の突端がキラキラと美しい光を反射することから、ダイヤモンド・ヘッドと名づけられましたが、実はペリドットだったそうです!!!!びっくりですね!!
さらに、夜の電光の下で色鮮やかな緑色に見えることから「イヴニング・エメラルド」とも呼ばれています。ハワイの先住民はペリドットを女神ペレの涙だと信じ、聖書ではモーゼに授けられアーロンの胸当てにはめこまれた「火の石」のひとつとされました。
パウダー状にしたペリドットは喘息の治療に使われ、熱の下がらない患者の舌の下にペリドットを入れると喉の渇きが癒されると言われました。なんだか魔法みたいな話ですよね・・・(笑)ペリドットで作ったゴブレットで薬を飲むと、効果が上がるという言い伝えもあります!!!
ペリドットを含むカンラン石は地球の地下50-200キロで結晶しています。ですのでダイヤモンドの内部にペリドットが内包されていることが有るのです。ペリドット イン ダイヤモンドですね!9月の誕生石「サファイア」
深海のように濃いブルーからピンクや黄色などかわいらしい色まである素敵なお石です!
サファイアは、ラテン語の青色を表す「sapphiros(セフィロス)」が語源です。
中世では、哲学者、聖人の石と言われ、枢機卿や司教がサファイアの指輪をして、信者に触れて誠実や慈悲を与え、病を癒し、人々を悩みから救ったそうです。キリスト教徒は、清らかさと神の王国の輝かしい力をあらわしているサファイアは、聖母マリアを象徴すると考えられています。
1981年にチャールズ皇太子からダイアナ妃へ、2010年ウィリアム王子からキャサリン妃へと贈られた英国王室継承の18ctのブルーサファイアもスリランカ産として話題を集めました。すごくきれいでしたよね!!!♪コランダムという鉱物のサファイアの色は、青・藍・紫・橙・黄・緑があります。サファイアの青は不純物の鉄とチタンが起因しています。オレンジがかったピンクサファイアの色は「蓮の花」という意味のパパラチアと呼ばれます。「サファイアの王」とも呼ばれますが、極めて産出が少ないことから、「幻の石」ともいわれていました。パパラチアサファイアは本当に魅力的な石ですよね!!!
私はどの色のサファイヤも好きですが、サファイヤの色とりどりなとこや、同じ青でも、濃さによってみせる表情がだいぶ違うところがすごく素敵だと思います!!現在サファイヤの色として一番人気の高い色は「ロイヤルブルー」と呼ばれる濃紺のシックな色合いです。サファイヤは内部に内包されるインクリュージョン”鉄”と”チタン”が電気交換する事で青色が発生しています。その色合いはベースの青が殉職のまま濃くなることで価値が高まっていきます。
逆に青色に緑が混ざって黒くなると価値が下がる様です。個人的には青に赤色が混ざった紫系統のブルーサファイヤや今や幻と言われる「コーンフラワーブルー」のいうベルベットタッチな明るい青色も大好きです。そうしたサファイアは近年、スリランカからもまれに産出しているようなのでBROOCHでは美ししいサファイヤと出会った時は一つ一つコレクションしています。興味のある方は是非お問い合わせください!
10月の誕生石「ピンクトルマリン」
和名で”電気石”と呼ばれているトルマリン。スリランカのシンハリ語で「土で出来た小さなもの」を意味する”turmali(トルマリ)”が由来している説と、シンハラ語で「混合宝石」を意味するトラマリニに由来している説があります♪
和名を”電気石”と呼ぶように、加熱すると静電気を帯びます。電気を発する石、、、、なんだか不思議ですよね!
と諸説ありますが個人的にはtour(ツアー旅)marine(マリーン海)と言う事でtourmaline(トルマリン)という説を信じています。トルマリンはそのカラーバリエーションの多さから隠された才能を開花させる宝石として多くの芸術家に愛された宝石です。一方、海の航海を良い方向へ導く宝石としても有名で、人生の岐路に立った時その決断を良い方向へ導くことでも知られます。
古来より様々な民族の間で、儀式や祈祷、病気の治療などに用いられ、ネイティブアメリカンたちは、”聖なる閃きを与える石”として神聖な儀式に使ったといわれています。マイナスイオンを放出し、健康をもたらすとして、近年人気の高まってきた石ですが、中でもピンクトルマリンは、恋愛成就・結婚のお守りとして”恋の石”ともいわれています。また、ネオンブルー・ネオングリーンのパライバトルマリンは、三大希少石のひとつです。11月の誕生石「トパーズ」
名前はギリシア語の”捜し求める”に由来するという説、紅海に浮かぶ島 “トパシオン”に由来するという説、サンスクリット語の”火”に由来するという説など、諸説あります。青、緑、赤、褐色、ピンク、透明などさまざまな色を持つ石ですが、和名を”黄玉”といわれるように、代表的なのは黄色で、中でも”インペリアルトパーズ”と呼ばれるものはトパーズ最高峰のものです。古代エジプトでは、太陽神ラーの象徴とされ、悪霊や邪気から身を守るお守りとして使われ、古代ギリシャでは、邪悪な闇の目から姿を隠してくれるとの言い伝えもあります。身に付けると、知性と勇気を強め冷静な洞察力を与えてくれ、金運・富・成功を招き、幸福が訪れるともいわれています。黄色が有名なようですが、ほかにも紫や青など、結構カラフルなんですよ~~。
エジプト人は、トパーズを「太陽の宝石」と呼び、太陽神ラアの輝かしい光でその色になり、災害から身を守る力があると信じていました。
古代ギリシャ人は、トパーズは太陽神ジュピターに関係があるとし、精神を強くし、魔術を解く力を与えてくれると信じていました。1300年代から1600年代までヨーロッパの人々は、トパーズが魔法の呪文を解き怒り払拭できると考えていました。また、「イギリス人は海水色のアクアマリンを好み、スぺイン人は黄色のトパーズを愛する」という格言があります。聖書の中で、モーゼに与えられた「火の石」のひとつであるとされ、アーロンの胸当てにつけられたとして登場します。
またエルサレムの城壁の土台に飾られた12の宝石のひとつであり、使徒マタイと関係が深い石です。
中世の裁判所では、王、裁判官、そしてその他の地位がある人々は、自分に優位になるように、また良好な関係が築けるようにと、細工を施したトパーズを身につけていました♪12月の誕生石「タンザナイト」
タンザナイトの魅力の大きな要因となっているのは、単なる澄んだ真夜中の空というよりも、もっと複雑な青い色をしているからです。
ブルー、パープリッシュおよびバイオレティシュブルーと違った角度から見ると違った色がみえる多色性という性質によるものです。
日光の下では青っぽく見え、白熱光やキャンドルの下ではピンクがかったバイオレットに見えるという変化を見せます。
私は個人的にタンザナイトの青の中に紫のような赤のような光がパチパチと花火みたいですごく好きです!!!きれいですよね~~~~!!!!いかがでしたでしょうか??
第二部も長々と失礼いたしました!どの誕生石もひとつひとつ個性があって素敵ですよね!!!
ぜひ自分の好きな誕生石についてもっと深く調べてみてください♪
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