太りやすい体質で、将来サイズ直しが必要になるのではと心配です。サイズ直しができないデザインや素材はありますか?
太りやすい体質で、将来サイズ直しが必要になるのではと心配です。サイズ直しができないデザインや素材はありますか?
指輪のサイズ直しの過程をご説明します。
指輪のサイズを直す時は、指輪の一番下の部分を切断します。これは大きくするにも小さくするにも一緒です。
大きくする場合、一般的には、一度指輪を切断し、大きくする分だけ地金を足して接続し、サイズアップします。
小さくする場合は、指輪を小さくする分だけ切りとって、切った箇所を詰めて接続します。それを踏まえて、サイズ直しが出来ないリングについてお答えします。
☆リング全周にダイヤモンドがセッティングされている「フルエタニティ」リング
ダイヤモンドのフルエタニティリングは、リングのお直し箇所がないので、お直しは不可能です。
※ハーフエタニティはお直し可能
☆海外ブランドによくある鍛造製法で非常に硬く作られたリング(例外あり)
鍛造製法とは、地金をプレス機で何トンもの力で圧延し、コイン状もしくはドーナツ型に打ち抜いたものをさらにあらゆる方向から力を加え、削り出してリング状に成型する製法で、出来上がったそのリングは通常含まれる地金の中の空気の”す”を極限まで排除した変形の恐れの少ないとても丈夫なリングとなります。
そのため、サイズ直しの際の切断がまず困難なことと、切断した場合の溶接もまた難しく、デザインの損傷や復元した際の強度の問題などで、サイズ直しは不可となっています。ただ、その製法の違いから、鍛造であってもサイズ直しができるものもございますので、気に入られた商品がサイズ直しの可否などの詳細はスタッフにお問い合わせください。
☆リング全周に彫り柄などの模様や等間隔のデザインが入っているリング
ハワイアンジュエリーなど、リングの全周に柄が彫られているリングは、切断して地金を足しても切り取っても、柄が切断されてしまうため、サイズ直しが出来ない場合があります。
当店の取り扱いブランドのブライダル・ハワイアンジュエリー【MAKANA】(マカナ)は、リングの全周にハワイの伝統的な柄である”マイレリーフ”や波やプルメリアの花をモチーフとした“プリンセス”、ハワイの風をイメージしている”マカナ”といった柄がリング全周につながるように入っており、なおかつリング自体が鍛造製法で作られているため、お直しはできません。
でも、同じく当店で取り扱っているハワイアンジュエリー【Private Beach】(プライベート・ビーチ)は、柄が全周ではないデザインもございますので、その場合はサイズ直し可能となっておりますので、サイズ直し可能が優先事項でハワイアンジュエリーをお探しの方は、こちらがオススメです。
☆リング全周にプラチナとゴールドなどの2種類以上の金属が使われているコンビネーションリング
部分的に違う素材が使われているという場合は、サイズ直しが可能な場合が多いですが、全周に渡って2種類の金属が使われている場合(例えば、リングの上半分がプラチナで下半分がゴールド、リング表面はプラチナでその縁や内側にゴールドが入っている)は、サイズ直しによりデザインが途切れてしまうため、不可となっています。
と、いろいろご説明してくると、不安になってしまうかもしれませんが、大丈夫です!!
実は、ほとんどのブライダルブランドでは、アフターサービスがきちんと考えられていて、サイズ直しが出来ない商品の場合は「サイズ交換」と言って、同じデザインの商品を別のサイズでお作りして交換できるサービスがございます。
サイズ直しと同じように一定期間は1回交換無料となっている場合もございますし、有料であっても、かなり良心的な価格での対応となっておりますので、ご安心ください。(対応の詳細は、各ブランドによって異なります。)長い期間、ずっと使い続けていただく大切なリングですので、こだわってお作りしているブランドであればこそ、それはしっかりと考えてあります!BROOCHでは、お客様の立場に寄り添って作られているブランドを厳選して取り扱いしておりますので、是非店頭にていろいろご案内させてくださいませ。